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昭和の漫才台本〈第1巻〉戦前編(その1)

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  • サイズ A5判/ページ数 174p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784580820227
  • NDC分類 K779
  • Cコード C8376

内容説明

漫才作家・秋田實は、昭和五十二年(一九七七年)に七十二歳で亡くなるまでに約七千本の漫才を書いています。また、数多くの漫才師も育てました。第一巻では、昭和八年から十年にかけてつくられた漫才台本のうち、九本を取りあげました。そのころは、それまで一部の人たちだけの娯楽であった漫才が、ぼつぼつ社会的に認められてラジオで放送、新聞や雑誌にも掲載されるようになった時期です。

目次

ボクの家庭―横山エンタツ・花菱アチャコ(昭和8年(1933年))
お笑い早慶戦―横山エンタツ・花菱アチャコ(昭和8年(1933年))
数学問答―香島ラッキー・御園セブン(昭和9年(1934年))
耳の耳―横山エンタツ・花菱アチャコ(昭和9年(1934年))
とんちんかん結婚記―横山エンタツ・杉浦エノスケ(昭和10年(1935年))
ぼくの親心―横山エンタツ・杉浦エノスケ(昭和10年(1935年))
奈良見物―花菱アチャコ・千歳家今男(昭和10年(1935年))
俺は探偵―横山エンタツ・杉浦エノスケ(昭和10年(1935年))
百万円儲けたら―林田十郎・芦の家雁玉(昭和10年(1935年))
漫才台本の書き方 笑いのテクニック第一回

著者等紹介

秋田實[アキタミノル]
1905年、大阪府に生まれる。東京帝国大学文学部支那哲学科中退。学生時代より文筆に親しむ。1957年大阪府なにわ賞、61年大阪市民文化賞、69年紫綬褒章、75年放送文化賞を受賞。大阪芸術大学教授。77年、死去

藤田富美恵[フジタフミエ]
1938年、大阪府に生まれる。童話作家。秋田實の長女。帝塚山学院短期大学文芸専攻科卒業。童話・児童文学作家として精力的に作品を発表するかたわら、朝日カルチャーセンター童話講座・通信講座講師として活躍。また、「空堀童話会」代表として童話を書きたい人たちにノウハウを伝授、合評会を大阪市中央区空堀の町家などで開いている。秋田の追想記『父の背中』(潮出版社)で第8回潮賞ノンフィクション部門受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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