内容説明
疲れた心と体を癒やす凄い効果。快眠・美肌、うつ・ストレス解消etc…科学的に証明されたゆっくり吐く呼吸。
目次
第1章 知っていますか?まちがった呼吸法と、とんでもない誤解(呼吸法でダイエットができるなんてウソ;「10秒吸って、15秒で吐いて」は生理機能を無視したナンセンス呼吸 ほか)
第2章 心と体をコントロールする「ゆっくり吐く呼吸」のヒミツ(切っても切れない、心と呼吸のとても深い関係;生きるための呼吸と違う、「心とつながる呼吸」の凄いチカラ ほか)
第3章 「ゆっくり吐く呼吸」でみずみずしい若さと健康が手に入るワケ(「ゆっくり吐く呼吸」で活性化するセロトニン神経の絶大なチカラ;意欲やストレス耐性もうまくコントロールするセロトニン ほか)
第4章 どんどん健康寿命が伸びる「ゆっくり吐く呼吸」実践法(吸ってから吐くのではなく、吐いてから吸う;下腹部を意識して、吐いて…吐いて…吐ききる ほか)
著者等紹介
有田秀穂[アリタヒデホ]
脳内物質“セロトニン”研究の第一人者。東邦大学名誉教授。脳生理学者・医師。1948年東京都生まれ。東京大学医学部卒業。東海大学医学部内科で臨床、筑波大学基礎医学系で脳神経系の基礎研究に従事。その間、ニューヨーク州立大学に留学。現在、自ら主宰する「セロトニン道場」で、メンタルヘルスで悩む人に、薬に頼らない症状改善の呼吸法などを指導している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Ai
9
心と体はつながっている。 心配事や焦ってるときは呼吸は浅く、リラックスしているときは呼吸は深い。 自律神経の働きの中で意識してコントロール出来るのは呼吸。 深い呼吸、吐く息に意識を向けた呼吸で心身の健康をはかりましょうと言う内容。 科学的を根拠をもとにしているので納得できるかと。 イライラや緊張してる時って深呼吸して自分を落ち着かせますもんね。 深い呼吸、心掛けます。2019/07/01
生活相談屋
2
セロトニン研究の第一人者、有田秀穂先生の本。昔よく読んでたなあ、この先生の本。禅を形而上学的にではなく実学的に捉え、悟りではなく実生活上の効果ということに絞って活用するという姿勢は、多分お坊さん的には邪道だということになるのだろうが、俗世間を生きる僕たちには充分に意味のあることだ。生き抜くためのハウツーとしての禅。それで充分。2016/05/17
cooちゃん
2
セロトニン研究第一人者の医師による解説は、とても解りやすい。でも、線維筋痛症の、ドーパミンが生成分泌しにくいワタシの場合、セロトニンを増やすことによってバランスが生まれるのだろうか?p110「痛み自体は小さいはずなのに…」という表現には、苦笑した。お解りでないのだなぁ、という一抹なかなしさ(笑)2013/08/20
森博嗣作品が好き
2
ゆっくり吐く呼吸は心身が健康になるらしい。 やってみたいと思う。 セロトニンをやたら誉めている^^; 人間を健全に保っているのはセロトニンらしい。2013/06/19
うんたろう
0
セロトニンは心のリラックスに欠かせない存在である。吐くことを特に意識して呼吸すれば、セロトニンが活性化するとの事。昨今、SSRIやSNRIなどの抗うつ薬が使われているが、この本で述べられてている呼吸法をマスターすれば、抗うつ薬とはおさらばというわけだ。毎日の瞑想に取り入れてみよう。2017/05/03