99.9%成功するしかけ―「マルチWin」マーケティング キシリトールブームを生み出したすごいビジネスモデル

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761263973
  • NDC分類 675
  • Cコード C0034

出版社内容情報

商品力だけでは、ブームはつくれない!──キシリトールブームを生み出したすごいビジネスモデル。
キシリトールを2000億市場に成長させた「マルチWin」マーケティングの手法を初公開!

内容説明

社員4人の小さな食品素材メーカーが「キシリトール」で2000億円市場を創った本物のBtoBtoC戦略。

目次

序章 マーケティングのプロとして
1章 キシリトール現象
2章 古いビジネスモデルを超える
3章 人生の岐路
4章 最強の手段はPRプランニング
5章 地獄のような1年
6章 ブームをつくる
7章 藤田流マーケティング
8章「食物せんいプロジェクト」
9章 脱・日本型マーケティング

著者等紹介

藤田康人[フジタヤスト]
ダニスコジャパン株式会社マーケティング・ディレクター。1964年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部人間関係学科を卒業後、味の素株式会社に入社。甘味料事業部で低カロリー甘味料アスパルテームの開発・営業、ダイエットコークの製品開発などを担当。1992年、ザイロフィンファーイースト社(現ダニスコジャパン)を、フィンランド人の社長と2人で設立。むし歯予防効果のある甘味料キシリトールの厚生省への許認可申請などのプレマーケティングを担当。1997年にキシリトールを日本に初めて導入し、素材メーカーの立場からキシリトール・ブームを仕掛けた。この結果、ガムを中心とするキシリトール製品市場はゼロから2000億円規模へと成長。2005年、食物せんいの新しいコンセプト(ファイバー・デトックス)を仕掛け、第2次ファイバー・ブームを巻き起こし、日本PRアワード・グランプリを食品素材メーカーとしては史上初めて受賞。現在は、ダニスコジャパンのアジアパシフィック地域のマーケティング統括ディレクターとして中国、韓国、タイなどアジア各国でも、様々な機能性食品のブームを仕掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maito/まいと

10
戦略PRという、魔法のような手法を日本で初めて?成功に導いた藤田さんの手法を紹介した1冊。お金を払って広告を載せるのではなく、話題を作って取り上げられる、という考え方は、今の日本では小手先のテクニック論で語られることが多い。時間とお金がかかるけど、効果が絶大なPRという手法は、実践できれば需要が伸びていく領域。本書の事例は古いけどケーススタディとしてはうってつけ、プロモーションに関わる人なら必読だ。2016/06/21

Yukiko Yosuke

3
最近知ったのだが、「PR」は「Public Relations」の略。マス広告の効果が効きにくくなっている現状で、どううまく新しい商品やサービスを広げていけば良いか。PRを核に据えた統合型マーケティングを実践してきた著者が、キシリトールと食物繊維の2事例を詳述する。「いいものなら必ず広がるわけではない。その良さが正しく伝わる戦略が必要」と著者は説く。キシリトールの認可が下りるまでの数年の辛さは想像するに余りある。よくこの信念をもってやり遂げたものだ。2014/08/13

sakase

1
マルチWinマーケティング プレイヤー全員がWIN-WINになれるようなストーリ-マーケティング。B2B2C 学会と共栄する戦略PR(広報)2020/08/20

bluemt

1
素材ブランディングのフレームワークとなっているインテグレート藤野さんの本。やってることは要は戦略PR2016/08/07

ゆうた

1
感情の吐露が多くて読みにくいものの、内容自体は参考になる。結局目の前のことだけやっていてはダメで、構造的に物事を捉えて、周りの協力を仰いで、自分自身はより深いところまで知識や技術を深めていくことが必要であり、そうして創り上げた仕組みを対外的にもアピールして、辛くても成果が出るまでやり通すっていうことが重要なんだろう。2015/08/12

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