未来からの脱出

個数:

未来からの脱出

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年03月28日 19時11分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041096932
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

サブロウは森に囲まれた老人ホームらしき施設で、平穏な日々を送っていた。だが自分は何者でいつ入所したのか、そもそもこの施設は何なのか、全く記憶がないことに気付く。不審に思っていると、謎の「協力者」からのメッセージが見付かった。「ここは監獄だ。逃げるためのヒントはあちこちにある。ピースを集めよ」サブロウは情報収集担当のエリザ、戦略策定担当のドック、技術・メカ担当のミッチという仲間を集め、施設脱出計画を立ち上げるが…!?『アリス殺し』の鬼才が仕掛ける予測不能の脱獄SFミステリ。

著者等紹介

小林泰三[コバヤシヤスミ]
1962年京都府生まれ。大阪大学大学院修了。95年「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞し、デビュー。98年「海を見る人」で第10回SFマガジン読者賞国内部門、2012年『天獄と地国』で第43回星雲賞日本長編部門、14年『アリス殺し』で啓文堂書店文芸書大賞、17年『ウルトラマンF』で第48回星雲賞日本長編部門を受賞。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ままこ

96
何故自分は老人ホームにいるのだろう?推定百歳のサブロウが「協力者」が与えた暗号を手掛かりに真相を求めて脱走を企てる。ドックやミッチたちとの会話は遊び心あって小気味良い。プロローグからのエピソード、そして繋がるエピローグを頭を整理しながら振り返る。そういうことかと唸った真相。ループするシュールなヤスミンワールドを堪能できたSFミステリー。小林泰三さん生前最後の作品。2021/03/21

あも

87
最近のヤスミンのライトSFらしいスパッと面白い話。とある施設に入所していたサブロウは、自らの記憶が曖昧な事に気付き、施設に不審を持ったことから謎の協力者のメッセージを発見。ヒロインのエリザ、高い洞察力を持つドック、工学系の知識を持つミッチを仲間に引き入れ、この"監獄"からの脱走を計画する。大脱走モノであり、SFであり、ホラーであり、あとネタバレになるから書けないけどいろんな要素が含まれているが(ヤスミンにしては)理屈っぽくなく(ヤスミン比較ではなく一般的に)読みやすい。大脱走からの二転三転する終盤は必見。2020/09/09

ちーたん

79
★★★☆☆【勝手に登場レビュー】「お前さんは《サブロウ》さんって言うんか?わしは《ちーたん》じゃ。《ちぃばあ》と呼んどくれ」「はて?この施設に入ったのはいつだったかのう?歳取ると物忘れが激しゅうてな」「歳かいのう?お前さんと同じくらいじゃ。100歳くらいじゃよ」◆ヤスミンらしいSF脱出物語。主人公・サブロウは自分の記憶の曖昧さに違和感を覚え、やがて暗号を見つける。「ここは監獄だ。逃げるためのピースを集めよ」 エリザ、ドッグ、ミッチと施設脱出を企てるが…。いつかこんな時代が実際にやってきそうでもあり怖い…。2020/09/28

hundredpink

75
100歳老人達の約束のネバーランド2021/03/14

おつぼねー

73
う~ん微妙。ただどんな未来でもAIが人間を支配することだけは不可能…と信じたい。2020/10/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16226800
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。