内容説明
誰もが酷評したスパルタ調教と厩舎システムを実践し、スプリンターであるミホノブルボンのダービー制覇でその信念と理論を立証。ガンと闘い勝負に生きた戸山師の哲学が赤裸々に明かされる。
目次
第1章 三冠への挑戦
第2章 騎手を目指す
第3章 独立への道
第4章 逞しい馬を求めて
第5章 鍛練で最強馬をつくる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hisato
14
故戸山為夫調教師が書かれた本ですが、競馬を知らない人が読んでも7割くらいは分かる内容で書かれています。 「鍛えて最強馬をつくる」というタイトルですが、その方法論やなぜそのような結論に至ったのか、故人の経験や思想も書かれており、とても病床で書かれていたとは思えない描写になっていました。 時代こそ戦後から平成の数年にかけてですが、現在の中小企業の経営者やマネージャ向けとして読み替えてもしっくりくる話が数多くでてきます。本書でも調教師は中小企業の経営者としている箇所がいくつもあります。 ブルボン大好きだった。2016/09/04
dahatake
0
信念の重要性 他の人への物事の伝え方