内容説明
私たちはいかに“使い捨て可能な生”となることを拒否し、自由と平等を目指しうるのか。街頭に集う身体が“語る”言葉を読み解き、現代における民主主義の条件を探る。
目次
序論
第1章 ジェンダー・ポリティクスと現れの権利
第2章 連携する諸身体と街頭の政治
第3章 不安定な生と共生の倫理
第4章 身体の可傷性、連帯の政治
第5章 「私たち人民」―集会の自由に関する諸考察
第6章 悪い生の中で良い生を送ることは可能か
著者等紹介
バトラー,ジュディス[バトラー,ジュディス] [Butler,Judith]
カリフォルニア大学バークレー校教授
佐藤嘉幸[サトウヨシユキ]
京都府生まれ。筑波大学人文社会系准教授。パリ第10大学博士号(哲学)取得。専門は哲学/思想史
清水知子[シミズトモコ]
愛知県生まれ。筑波大学人文社会系准教授。博士(文学)。専門は比較文学/文化理論/メディア文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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