出版社内容情報
自分も相手も大切にするアサーションの観点から現代の子どもをめぐる問題を捉え、教師自身がアサーションを身につけ、子どもにも伝えていくための留意点と実践例を紹介する。,
目次
1章 教育現場の特徴とアサーションの必要性(子どもとアサーション;学校教育とアサーション)
2章 教師のためのアサーション(教師自身がアサーティブになる;教師がアサーションを学ぶ意味―教師が自分の人権を守り、自尊感情を育てる;教師にとってのアサーションの効用)
3章 教師が行うアサーション・トレーニング(クラスに導入する前に考えること;エクササイズのいろいろ)
4章 アサーション・トレーニングの実際(小学校におけるアサーション・トレーニング(「総合的な学習の時間」に活用した実践例;『ドラえもん』からアサーティブな表現を学ぶ)
中学校におけるアサーション・トレーニング(人間教育の一環としてのアサーション・トレーニング;「選択」授業での実践例))
著者等紹介
園田雅代[ソノダマサヨ]
創価大学教育学部教育学科教授。1955年、東京生まれ。東京大学教育学部教育心理学科卒業。同大学大学院修士課程修了。玉川大学文学部助手、講師、助教授を経て、現職に。その間、総合病院小児科、精神科クリニック、学生相談室などでカウンセラーを兼任。臨床心理士。専門はカウンセリング・臨床心理学
中釜洋子[ナカガマヒロコ]
上智大学文学部心理学科助教授。1957年、東京は下町生まれ。東京大学教育学部教育心理学科卒業、同大学院博士課程単位取得退学。東京大学学生相談所カウンセラー、ハーバード大学ケンブリッジ病院研修員、東京大学助手、東京都立大学助教授を経て、現職。臨床心理士、家族心理士。専門は、臨床心理学、家族臨床心理学
沢崎俊之[サワザキトシユキ]
埼玉大学教育学部心理カウンセリング講座助教授。1957年東京都生まれ。一橋大学経済学部卒業。東京大学大学院教育学研究科教育心理学専攻博士課程単位取得退学。埼玉工業大学講師、助教授を経て現職に。臨床心理士。専門は学校臨床心理学
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