出版社内容情報
「あいだで考える」フェア開催中!
フェア特典として、『自分疲れ―ココロとカラダのあいだ』『SNSの哲学―リアルとオンラインのあいだ』発売時に初刷限定で挟み込まれていた「あいだ新聞」をお付けいたします。
※フェア・特典は終了致しました。
※【試し読み】はこちら(PDF 3.69MB)
シリーズ「あいだで考える」創刊!
不確かな時代を共に生きていくために必要な
「自ら考える力」
「他者と対話する力」
「遠い世界を想像する力」
を養う多様な視点を提供する、
10代以上すべての人のための人文書のシリーズ。
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『根っからの悪人っているの?――被害と加害のあいだ』
著者の映画作品『プリズン・サークル』は、日本で1か所だけ、刑務所の中で行われている「TC(回復共同体)」という対話による更生プログラムを、20 代の受刑者4 人を中心に2 年間記録したドキュメンタリー。本書は、この映画を手がかりに、著者と10 代の若者たちが「サークル(円座になって自らを語りあう対話)」を行った記録である。映画に登場する元受刑者の2 人や、犯罪被害の当事者をゲストに迎え、「被害と加害のあいだ」をテーマに語りあう。(装画:丹野杏香)
内容説明
加害者が被害者を、そして被害者が加害者を「わかる」ことはできるのか。どうしたら、被害も加害もなくすことができるのか?
目次
第1回 初めての対話(『プリズン・サークル』を観て;「わかりたい」と思うには;「違い」に出会う)
第2回 真人さんとの対話(刑務所のリアル;犯した罪をめぐって;大切なものとサンクチュアリ;サンクチュアリが壊れたあと)
第3回 翔さんとの対話(感情に気づき、感情を動かす;サンクチュアリをつくる;自らの罪を語る;聴く・語る・変わる)
第4回 山口さんとの対話(事件に遭遇して―山口さんの被害体験;少年の居場所;少年と出会う;被害者と加害者が直接会うこと―「修復的司法」;揺れていい)
第5回 最後の対話(4回の対話の感想;根っからの悪人っているの?)
著者等紹介
坂上香[サカガミカオリ]
1965年大阪府生まれ。ドキュメンタリー映画作家。NPO法人out of frame代表。一橋大学大学院社会学研究科客員准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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香菜子(かなこ・Kanako)
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ズー