怪談未満

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怪談未満

  • 三好 愛【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 柏書房(2022/08発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 176p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784760154623
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報


【紀伊國屋書店チャンネル】

■かいだんみまん【怪談未満】
怪談とまではいかないけれど、今もわからないままのこと、
ずっと腑に落ちずにいること、少しゾッとしたときのこと。

■あらすじ
冷蔵庫と収納棚との隙間にいる〈なにか〉、
メールの文面から生まれたもう一人のKさん、
国内線のスープと結びつく祖母の死の記憶、
そして、私の中に初めて〈人間〉が宿った日――

〈日常の不気味〉と〈産むことの不思議〉をテーマに、
なんとも腑に落ちない話ばかりを集めた27篇のイラスト・エッセイ。

数多くの装画やグッズデザインなどを手掛けるイラストレーターであり、
エッセイストとしても評価される三好愛の日常的非日常な世界へご招待。

“自分の中に自分以外のなにかがあり、自分の意志とは関係なく変化していく過程は、とても不思議なもので、その不思議さに、妊娠中はずっと振り回されながらも、魅了されていました。出してしまえば、それはただただかわいい人間だったわけですが、なにが入っているのか直接見たりさわったりできない出産までの約九カ月間は、内部から自分の体が乗っ取られ、じわじわと自由を奪われていくような、奇妙な夢を見ているみたいな、忘れがたい時間でした。”(「なにかいる」より)

内容説明

“日常の不気味”と“産むことの不思議”。なんとも腑に落ちない27篇。

目次

第1部 日常の不気味(モフっとしている;あえぎ声の輪郭は;幽霊の手;お母さんじゃないもの;ランドセルの不思議 ほか)
第2部 産むことの不思議(なにかいる;名前と離れて;松重豊が憎い;怪しい戌の日;胎盤のもくろみ ほか)

著者等紹介

三好愛[ミヨシアイ]
イラストレーター。装画と挿絵を数多く手がける。初の著書『ざらざらをさわる』(晶文社)は「キノベス!2021」15位にランクイン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

77
三好愛さんのことは知らなかったけど、川上弘美さんの「栞」の表紙を書いていたんですね。書店で見かけて「怪談」とこの表紙に導かれました。さて怪談未満というタイトルが意味するもの、天井のシミのようなものでしょうか。見方や角度を変えることで生まれてくるもやもやのようなものって、あるあると思いながら楽しみました。第2部の出産子育ても切り口が楽しい。2023/08/17

たいぱぱ

67
宮部みゆきさんの『三島屋変調百物語』シリーズの表紙をみて、お気に入りイラストレーターになった三好愛さんのエッセイ集。怪談未満とは、よくわからないこと、腑に落ちずにいること、ゾッとしたこと、などで怪談ではありません。冒頭からイメージとはかけ離れたセクシャルなネタが続いたからびっくり。第二部の『産むことの不思議』が不安が掻き立てられ苦しかった。完全なる個人的な事ですが、妊娠や出産の話には不安が付き纏うんです。友達に聞いた産後うつの話も相まって、読んでて苦しくなりました。でも三好さんが無事に出産できて良かった!2023/07/10

よつば🍀

67
タイトルに『怪談』が付いているけれど、全然怖くない27篇が収録されたエッセイ集。むしろイラストを含め、少しシュールでキュート、時に不穏、時に笑いもあって楽しい。私達の身の周りで起きるゾッとする出来事。それも大げさな物ではなくて、ほんの些細なゾッ。あるあると思いながらニマニマしながら読み進める。冷蔵庫と収納棚の細い隙間に隠れているアレ。名前からして不気味な死番虫の大量発生。見つけた瞬間のゾッとする感覚が伝染する。お気に入りは『怪しい戌の日』。神社で行われる祈祷って真剣に挑まねばと思うほど笑ってしまうのよね。2022/08/21

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

60
怪談未満とは「怪談とまではいかないけれど、今もわからないままのこと、ずっと腑に落ちずにいること、少しゾッとしたときのこと」。日常にある怪談未満なことについての27篇のエッセイ。こういう事あるよな~という内容もあり、独特の世界観の話を堪能しました。2022/09/15

shikashika555

59
印象に残るのは第二部の出産に纏わる話。 妊娠した身体に抱える 母体にしかわからない感情の動き。 自己の存在を呑み込み、自我をなくした動物的な機能として生きざるを得なくなる出産と育児。 しかしそんな中でもちゃんと自我は生きていて自分や子や周りの人やものを観察しているのだ。 その観察を言葉にした内容はとても鮮やかに読み手である私の記憶を呼び覚ました。 蒸発して消えたはずの記憶が、著者の言葉の粒をたよりにもう一回形をなして戻ってきたような感覚。 2022/09/21

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