出版社内容情報
ベストセラーとなった初のエッセイ集『行きつ戻りつ死ぬまで思案中』の続編。小説やエッセイで書かれる、日々の生活における不安や苛立ちや疑問が、多くの読者の共感を得ている著者。パワーアップした垣谷節の炸裂が中高年の琴線に触れまくる!
【目次】
内容説明
日々の生活で感じる不安や疑問や苛立ちを飾らぬ言葉で語り、多くの読者の共感を得ている、痛快エッセイ第二弾!
目次
札幌での暮らしから学んだもの
オリビア・ハッセー
「一生もの」とは、まさに今使う言葉か
母の日のプレゼントは不要です
田舎と東京都心の歯医者の違い
交通系ICカードまだ使ってんのか
ペーパー・ドライバー
地獄の沙汰もカネ次第
若い人が羨むバブル景気の実態
エンディングノートの書き方
小説家になったことを誰にも言わなければよかった
豊かさとは何か
旅の準備
モロッコ旅行記
マスコミは一般人より遅れている
僕が宇宙に行った理由
人は中身が十割
オーバーツーリズム
人生の先輩から学ぶ
断捨離やめました
悪口から学ぶ多くのこと〔ほか〕
著者等紹介
垣谷美雨[カキヤミウ]
1959年兵庫県生まれ。明治大学文学部卒業。2005年「竜巻ガール」で、第27回小説推理新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
143
垣谷さんのエッセイ集第二弾!一弾目を読んでいるので、今回はイメージ通り(笑)スパッとした感じの垣谷さんは同世代。古い思考と新しい常識に右往左往している私にとって、ふむふむと、そうそう!あらあらと、おや~?なるほどねーなのだ。これからも小説を楽しみにしている私だ。2025/10/06
まちゃ
52
日々のモヤモヤを軽やかな語り口で綴った垣谷さんのエッセイ。概ね面白かったですが、性差に関する事柄は、男性にとっては辛辣。垣谷さんの小説に通じるものがありました。耳が痛い。2025/10/24
きょん
44
社会風刺がお得意の垣谷さんのエッセイは辛辣で鋭い視点にそうだそうだと納得したり、あるあると頷きながら面白く読む。特に男尊女卑に関する逸話が多く怒る垣谷さんに共感しっぱなし。2025/10/30
しゃが
43
垣谷さんのエッセイだが、まるで私の生き方や毎日を見て書いたようで…。人との心の距離感とか、体の接触などこだわりっているところが、うんうんと頷きながら…。年を重ねると、ちょっとしたことにも悩んだり嫌気がさしたりするものが、それをこんなに的確に書いてくれて、ちょっと心が軽くなった。最後はこだわりにも変化もあり、いろいろな方に感謝もあり、まさに悪銭苦闘中でホットできた2025/10/21
よんよん
33
まさに同年代の垣谷さん。あーそれ私も思う!と言うことだらけ。でも、時にはかわいい?女を演じてることも、ちゃっかりあるので、コウモリ人間かも。そして何よりそろそろ本気の終活に取り組まなくてはと思うのは、強く同感。2025/10/31
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