内容説明
『マンホールのふた』の著者・林丈二が明治へタイムスリップ。開化の蓋を開いてみたら「日本のいま」も見えてきた。明治の新聞挿絵を“路上な目線”で観察する。
目次
文明開化といえば散切り頭
女髪結いは何ら変わらない
縁側で髪を洗う
夏の来客のもてなし
待合の帽子置場
氷店の季節
雨の日の拵え
長屋の子守娘
貧乏と病人
貧乏の中のゆとり〔ほか〕
著者等紹介
林丈二[ハヤシジョウジ]
著述家。エッセイスト。明治文化研究家。路上観察家。1947年東京生まれ。武蔵野美術大学卒業。大学生のときにマンホールの蓋に注目、以来、日本をはじめ世界中のそれを観察し、『マンホールのふた(日本篇)』『マンホールの蓋(ヨーロッパ篇)』にまとめる。「路上観察学会」発足時には、発起人の一人として参加。近年は、若手建築家や建築を学ぶ学生を中心に結成された「文京建築会ユース」とのコラボによる町歩きや展示なども行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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