図説 江戸・東京の川と水辺の事典

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  • サイズ B5判/ページ数 445,/高さ 27cm
  • 商品コード 9784760123520
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C3521

出版社内容情報

「都市」とは、情報を含めたヒトとモノの交流の場、すなわち異なる価値観を持つ者たちが出会い、情報やモノを比較・検討し、相互に納得して交換や売買をする場“いちば”であった。江戸・東京の“いちば”としての機能は、時代の激変を乗り越えて約千年もの間、連綿と続いている。本書は、江戸・東京の川の移り変わりを、この地の“いちば”機能の変化を通じてみていくことになる。

【本書の特色】
○江戸・東京を舞台に、環境、土木、都市計画、産業、交通、文化・・・あらゆる側面から、川と人間の諸活動、都市形成との関係を読み解く
○江戸以前、江戸、東京以後・・・かつての川、東京湾、集落・都市、川の系統・変遷、地名が一目瞭然
○江戸以前、江戸、東京・・・首都圏の河川を網羅した初めての事典
旧河川も含め江戸・東京を中心に首都圏を流れる川を水系ごとに網羅し、解説

【おもな内容】
川は沈む――都市河川/都市河川の誕生/中世の江戸水系と湊/江戸・東京の水系(多様な江戸・東京の河川、「東京下町低地」を流れる川の水系、江戸、東京湾水系、関東山地からの水系)/江戸の水系と上水/利根川東遷物語/水運手段の近代化
(付編)利根川水系/荒川水系/墨田・江東区の水系/東京湾水系/多摩川水系/鶴見川水系/東京の新しい川―埋立地のあいだ

内容説明

江戸・東京研究の第一人者が描き出す、知的刺激に満ちた「川と都市」研究の集大成。環境、土木、都市計画、産業、交通、文化…あらゆる側面から、川と人と都市の関係を読み解く。

目次

第1章 川は沈む―都市河川
第2章 「都市河川」の誕生
第3章 中世の江戸水系と湊
第4章 江戸・東京の水系
第5章 江戸の上水
第6章 利根川東遷物語
第7章 水運手段の近代化
江戸・東京全河川解説

著者等紹介

鈴木理生[スズキマサオ]
1926年東京都生まれ。法政大学高等師範部卒。人文地理学を専攻。千代田区立千代田図書館勤務を経て、都市史研究家。「千代田区史」「神田市場史」「東京百年史」(いずれも共著)などを執筆。都市の流通・交通体系に着目し、とくに江戸・東京の水辺(ウォーターフロント)の変遷に詳しい。1997年『中央区沿革図集』『神田まちなみ沿革図集』で地名文化賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

讃壽鐵朗

3
一人狼的な態度で、数々の批判、提言を述べていて面白い。首都圏に運河を巡らせるなどと。2018/04/29

讃壽鐵朗

1
我が散策、最高の資料だった

mako

0
おもしろい。江戸に想いを馳せながら東京の川巡りをしたくなった2014/06/26

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