井上円了・妖怪学全集〈第2巻〉

井上円了・妖怪学全集〈第2巻〉

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  • サイズ A5判/ページ数 688p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784760117222
  • NDC分類 388
  • Cコード C3339

出版社内容情報

不思議現象と妖怪のすべてを解明する驚異の総合科学。「お化け博士」井上円了のライフワークをもれれなく集大成。日本が近代へ飛躍しようとした明治中期から哲学者として活躍した井上円了は日本全国での調査と古今の文献を渉猟し妖怪学百科を打ち立てた。

妖怪現象に潜むあらゆる不思議現象のなかに日本人の精神生活をみた円了の研究は、明治期にとどまらず、大正・昭和と読みつがれてきた。20世紀末の今日なお、妖怪たちは姿形を変えて棲息している。円了の研究は21世紀にもなお生きつづけるだろう。

妖怪学講義純正哲学部門
第4純正哲学部門
第1講 偶合編
第2講 陰陽編
第3講 占考編
第4講 ト筮編
第5講 鑑術編
第6講 相法編
第7講 暦日編
第8講 吉凶編
妖怪学講義心理学部門
第5 心理学部門
第1講 心象編
第2講 夢想編
第3講 憑付編
第4講 心術編
心理学部門付録
第1講 心象編 付講

内容説明

不思議現象は21世紀も生き続けるのか?古今東西の文献渉猟と全国調査にもとづいた妖怪学百科。不思議現象と妖怪のすべて。本書は井上円了の『妖怪学講義』全六冊のうち第三分冊(「純正哲学部門」)と第四分冊(「心理学部門」)をまとめて一巻としたものである。

目次

第4 純正哲学部門(偶合編;陰陽編;占考編 ほか)
第5 心理学部門(心象編;夢想編;憑付編 ほか)
心理学部門付録(心象編付講;仏教夢説一斑(某雑誌掲載の分)
狐論(某会演説筆記の分))

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ななちよ

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卒制用。偶然、未来予知、占い、妄象、幻象、そして憑き物などを考察。前巻もでしたが、たとえがおもしろい。(北東が鬼門、といっても一周したら元の戻ってしまう、とか家康と同日同時に生まれた人間(少なくとも20人)が家康と同じ運命をたどるのだろうか、とか)信仰作用と連想作用、イメージとか概念を崩すのは難しい。2011/11/20

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