出版社内容情報
カミュの主著『反抗的人間』を、サルトルとの名高い論争以前のコンテクストに位置付けて、多くの死刑囚たちを通して描かれる独自の「歴史観」を明らかにする。
目次概要
序 論
第1章 不条理とアンディフェランス―ゼロポイントとしての『異邦人』―
第2章 不条理・殺人・レジスタンス―『ドイツ人の友への手紙』から『反抗的人間』へ―
第3章 正義と殺人―エピュラシオンをめぐる論争と『反抗的人間』―
第4章 未来と殺人―コミュニストたちの裁判と『反抗的人間』―
補 論 歴史的契機としての処刑
結 論
註
書誌
あとがき
感想・レビュー
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