出版社内容情報
2002年1月公開の映画「仄暗い水の底から」。水にまつわるおぞましい都市伝説をベースとしたこの映画の魅力を多角的にクローズアップするとともに、映画から連想される様々なキーワードに連なる、本当にあった都市伝説。
内容説明
映画の裏側を徹底解明。恐怖をMAXまで増幅する中田マジックの謎に迫る!水にまつわる恐怖の実話も多数収録。
目次
仄暗い水の底から(フィルム・ダイジェスト;中田秀夫監督;一瀬隆重プロデューサー;黒木瞳;鈴木光司 ほか)
ドキュメント都市伝説―街にはびこる数々のおぞましい噂(ペットボトル;隣室;用水路;文化祭;水道 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あさみ
12
「仄暗い水の底から」の映画の監督や出演者、作者の鈴木光司のインタビューや撮影セットの話など。読みたかったのはそっちじゃなくて、裏表紙から始まる都市伝説の方。ショートショートのようなとても短い話がいくつか載ってて、目新しさはないけどレトロホラーな感じで楽しめました。タクシーの話が一番ホラーな気がします。怪現象もだけど、運転手が何か…。そんなに怖すぎないのでサラッと読めるかと(個人的には)。2025/06/03
888
0
「カシマさんを追う」のようなものかと思ったらただの映画の宣伝だった。それも雑誌に掲載する程度のしょぼいもの。宣伝にちょっと怖い話が9話くっついて立派な研究読本(?)になっている。2013/07/25
Fumitaka
0
小学生の頃に立ち読みして、隣の部屋から壁を叩く音がするけど離婚して消えたはずのお母さんがそこに住んでて首を吊ってたとか、あとタクシーのトランクに水が入ってる話、それから水道に割れたガラスが詰められる話をやけに覚えていて、それから恐らくほぼ20年経ってから購入。こんなものを覚えていた自分を僕はそんなに嫌いではありません。読み返してみたら屋上のプールの話、排水溝に手が生えてて友達が引きずり込まれた話も気持ちが悪くていいですね。これ覚えてなかったな。仮面ライダークウガの流れていた時期だった。遠い昔です。2019/08/18