出版社内容情報
食品学で学ぶ内容を一連の流れとしてとらえ, 「絵巻」で表現した, まったく新しいスタイルの入門教科書. 食と人間の関わりから, 各種食品の特性や成分, 機能性にいたるまで, つながりとして理解できる工夫を施した.
“人間に興味のあるネズミ「ごんのかみ」は人間の姫に一目惚れ. 人間が喜ぶものをごちそうしたくなった. そこで家来の「さこんのじょう」に命じ, 『食品成分表』をもとに人間の食べ物を調べる旅に出す. 野を越え, 山を越え, 海を越え, たくさんの食品と出合ったさこんのじょう. 人間が喜ぶ食べ物は見つかったのか”……楽しいストーリーが展開される絵巻も見どころだ.
目次
第1章 食品と人間(食と生命;食文化と食生活 ほか)
第2章 植物性食品(穀類;いも類 ほか)
第3章 動物性食品(魚介類;肉類 ほか)
第4章 その他の食品(油脂類;調味料 ほか)
第5章 食品の成分(有害成分;一次機能成分 ほか)
著者等紹介
石川伸一[イシカワシンイチ]
東北大学大学院農学研究科修了。日本学術振興会特別研究員、北里大学助手・講師、カナダ・ゲルフ大学食品科学部客員研究員(日本学術振興会海外特別研究員)などを経て、宮城大学食産業学群教授。専門は、食品学、調理学、栄養学。関心は、食の「アート×サイエンス×デザイン×テクノロジー」
石川繭子[イシカワマユコ]
北里大学大学院獣医畜産学研究科修了。イラストレーター・ライター。食や科学に関するイラスト作成・執筆などを行っている。「ひとさじのかがく舎」にて石川伸一と食についての書籍作成やイベント活動などに取り組む。生物学、文化人類学、絵巻の分野を得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。