DOJIN選書<br> 新型コロナ データで迫るその姿―エビデンスに基づき理解する

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新型コロナ データで迫るその姿―エビデンスに基づき理解する

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759820638
  • NDC分類 493.87
  • Cコード C0347

出版社内容情報



浦島 充佳[ウラシマ ミツヨシ]
著・文・その他

内容説明

ファクトから見えてきた新型コロナの「正体」。死亡リスクを上げる因子、世界の死亡率格差が大きい理由、ワクチンの有効性、効果が期待される治療薬など医学論文を読み解いて示される科学的根拠。国内外のデータを徹底分析。

目次

第1章 新型コロナを知る―敵を知り己を知れば百戦殆うからず
第2章 感染症数理モデルから考える新型コロナ対策―人流を減らす、十分な換気、PCR検査陽性率を下げる
第3章 なぜ新型コロナ死亡率は国によって数十倍以上違うのか?
第4章 mRNAワクチン―ゲーム・チェンジャーになれるか?
第5章 新型コロナは人類共通の脅威である
第6章 120年スパンでみるとコロナ禍で死亡率は増えていない―日本の死亡率曲線の推移
第7章 専門家の知見をどう政治決断に活かすか?

著者等紹介

浦島充佳[ウラシマミツヨシ]
1986年東京慈恵会医科大学卒業後、附属病院において骨髄移植を中心とした小児がん医療に献身。93年医学博士。94~97年ダナファーバー癌研究所留学。2000年ハーバード大学大学院にて公衆衛生修士取得。2013年より、東京慈恵会医科大学教授。小児科診療、学生教育に勤しむ傍ら、分子疫学研究室室長として研究にも携わる。専門は小児科、疫学、統計学、がん、感染症。現在はビタミンDの臨床研究にフォーカスしている。またパンデミック、災害医療も含めたグローバル・ヘルスにも注力している。小児科専門医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

88
日々、感染者数が報道され、巷には根拠薄弱な解説や批判が溢れている。本書は概ね昨年末までの各種最新データ(PCR検査数、陽性率、死亡率、実効再生産数、人流、生活習慣、高齢化率、所得、都市化率、国・地域…)を多変量解析などを使い解析、この感染症の真相に迫っている。例えば、なぜ北米や欧州で発症率や死亡率が高く、東アジアでは低いのか?など。他にワクチン開発についても解説。驚いたことに、20年1月、中国がウイルスの遺伝子配列を公表し僅か1週間で米国はmRNAワクチンを作り、3月には第Ⅰ相臨床試験が開始されたという。2021/04/11

paluko

8
プロパガンダや煽りがなければ今、話題の感染症もこんなにもスッキリ実態が分かるものかと感動。特に79頁の「日々気にするべきパラメータ:陽性率が4%を超えたらやがて死亡者数が増える」とか、これまで自分は「気休め」としかとらえていなかった換気の重要性とか、すごく勉強になりました。ウイルスのゲノム解析も、その情報に基づくmRNAワクチン開発も、人類史上まちがいなく最速。関係者全員に金メダルを捧げたい快挙ですね。国民皆保険のありがたさもあらためて感じました。ビタミンD不足に陥らないこと、肥満しないことも大切。2021/08/05

takao

2
ふむ2022/10/06

鴨長石

2
コロナについて様々なデータを用いて解説する。ニュートラルな立場に徹しており好感がもてる。なぜ日本を含む東アジアで圧倒的に感染率・死亡率が低いのかという「Xファクター」問題では、ビタミンDの関係の可能性というのは初めて聞いた。しかしそれよりも肥満率の貢献が大きく、日本人はもともと健康な人が多かったということか。世間がなぜか全く目を向けないコロナ以外の死者数を歴史的な観点からも考察していたのは本当によかった。感染症対策とその社会的悪影響の比較まで踏み込めれば完璧だったが、医師という立場上それは難しいのだろう。2021/06/07

koba23

1
データに基づいているので、話が納得しやすく、どこかの政府みたいに気持ちに訴えるだけ?じゃないのでモヤモヤしないので頭がスッキリした。2021/09/18

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