出版社内容情報
IT技術の進歩は生活の利便性を高めたが,サイバー攻撃によるインシデントは後を絶たず,日々の生活は,多かれ少なかれサイバーリスクの脅威にさらされている.私たちは,サイバーセキュリティをめぐる問題にどう向き合い,安全・安心を確保するためにどう行動すればよいのだろうか.本書では,サイバー空間を安全に利用するための要素技術や,安心して利用するための取り組み方などを丁寧に解説.さらに,専門家と一般ユーザが協働して攻撃者に対抗する「防御者革命」というコンセプトにもとづき,安全・安心をいかに実現するかを考える.
まえがき
1.サイバーセキュリティとは何か
2.なぜ脅威が生じるか
3.どうすれば安全にできるか
4.どうすれば安心できるか
5.脅威への備え三箇条
6.サイバーセキュリティに革命は起こせるか
7.コストか投資か
あとがき
カタカナ語・略語の用語集
内容説明
IT技術の進歩は生活の利便性を高めたが、サイバー攻撃によるインシデントは後を絶たず、日々の生活は、多かれ少なかれサイバーリスクの脅威にさらされている。私たちは、サイバーセキュリティをめぐる問題にどう向き合い、安全・安心を確保するためにどう行動すればよいのだろうか。本書では、サイバー空間を安全に利用するための要素技術や、安心して利用するための取り組み方などを丁寧に解説。さらに、専門家と一般ユーザが協働して攻撃者に対抗する「防御者革命」というコンセプトにもとづき、安全・安心をいかに実現するかを考える。
目次
第1章 サイバーセキュリティとは何か(情報セキュリティとサイバーセキュリティの考え方;サイバー空間における信頼関係)
第2章 なぜ脅威が生じるか(技術の問題;人の問題;制度の問題)
第3章 どうすれば安全にできるか(暗号要素技術;システムセキュリティの基礎技術)
第4章 どうすれば安心できるか(安心とプライバシー;正当な利用か悪用か)
第5章 脅威への備え三箇条(包み隠さず明らかにせよ;ころころ態度を変えるな;ヒトと組織の心に注意せよ)
第6章 サイバーセキュリティに革命は起こせるか(第三の産業革命;攻撃者の革命;防御者の革命)
第7章 コストか投資か(地球のために;イノベーション:意識の革命)
著者等紹介
松浦幹太[マツウラカンタ]
1969年大阪府生まれ。97年、東京大学大学院工学系研究科電子工学専攻博士課程修了。現在、東京大学生産技術研究所教授。博士(工学)。専門は、情報セキュリティ。誰もが快く情報をやり取りできる社会システム構築への科学的貢献を目標に、暗号、ネットワーク、経済にいたるまで、情報セキュリティに関連するさまざまなトピックを対象とした研究に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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