出版社内容情報
たった一つの細胞で生命活動を完結させる原生生物の生き方は,細胞生物学・生理学・分子生物学の大きな興味の対象であり、長年にわたり研究されてきた.今後は環境浄化やバイオ医薬品,食糧生産など多岐にわたる生物工学への応用が増えることが期待される.蓄積されてきたこれまでの知見を1冊にまとめた.
序. 原生生物とは何か
1. 原生生物の運動
2. 原生生物をより深く理解するための物理
3. 繊毛軸糸の構築と運動の機構
4. テトラヒメナを利用したミトコンドリア活性化因子(MAF)探索
5. ゾウリムシを利用したナノマテリアルの毒性評価法の開発
6. 宇宙ステーション内における原生生物叢解析法の開発
7. 原生生物を利用した環境モニタリング法の開発
8. 生物指標の手法と原生生物への応用
9. 身近な原生生物を用いた生命・環境教育
10. 繊毛虫テトラヒメナによるセルロース分解系の構築
付録:原生生物一覧
目次
序章 原生生物とは何か
1章 原生生物の運動
2章 原生生物をより深く理解するための物理
3章 繊毛軸糸の構築と運動の機構
4章 テトラヒメナを利用したミトコンドリア活性化因子(MAF)探索
5章 ゾウリムシを利用したナノマテリアルの毒性評価法の開発
6章 宇宙ステーション内における原生生物叢解析法の開発
7章 原生生物を利用した環境モニタリング法の開発
8章 生物指標の手法と原生生物への応用
9章 身近な原生生物を用いた生命・環境教育
10章 繊毛虫テトラヒメナによるセルロース分解系の構築
著者等紹介
洲崎敏伸[スザキトシノブ]
1955年広島県生まれ。1985年オーストラリア国立大学大学院生物科学専攻修了。現在、神戸大学大学院理学研究科准教授。Ph.D.おもな研究テーマは、「原生生物の細胞運動と細胞認識」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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