出版社内容情報
日本化学会「化学の本21WG」が総力をあげて企画・編集した、オールカラーの入門テキスト。化学教育に熱心な大学の教員と高校の教師が長い時間協議を重ね、章立てを繰り上げ、執筆内容を吟味した。また「身近な化学」をキーコンセプトに、カラーの図版や写真をふんだんに使いながら、徹底的にやさしい解説を心がけた。内容は「これだけは知っておいてほしい」という項目に限定し、知識の暗記ではなく、思考力を養うことに重点をおいた。
内容説明
「グループ・化学の本21」(日本化学会)が総力をあげて企画・編集した待望の教科書ここに出版!オールカラーの化学の入門書。身近な現象や身の回りの物質を通して化学の基本的なしくみがやさしく理解できるとともに、現代人の知っておくべき「化学リテラシー」も身につく。
目次
物質は粒子からできている
身の回りの物質を考える
物質を特徴づけるものは何か
物質の状態は何によって決まるか
すべての物質は原子からできている
物質中で原子はどう結びついているか
分子は原子の結合によってできる
身近な現象から気体と溶液の性質を学ぶ
化学反応によって新たな物質が生まれる
身の回りの酸と塩基を考える
酸化と還元のしくみを考える
光は物質をどう変えるか