日米安保50年

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759311099
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0095

内容説明

新時代の日本のあるべき姿を激論。

目次

第1章 日米安保体制のもと、独立の気概を失った日本
第2章 安保闘士から見た、六〇年安保の真相
第3章 七〇年安保を経て、日本人に染み付いた平和主義
第4章 戦略的発想を持たず、迷走する日本外交
第5章 急接近する米中時代、日本の生き筋を模索する
第6章 核武装によって実現する、日本の自立と防衛
エピローグ 対等な日米関係の構築に向けて

著者等紹介

西部邁[ニシベススム]
1939年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。横浜国立大学経済学部教授を経て、東京大学教養学部助教授から教授へ。1994年から2005年3月まで雑誌「発言者」主幹。現在、評論家、隔月刊誌「表現者」顧問。1983年『経済倫理学序説』(中央公論社)で吉野作造賞、1984年『生まじめな戯れ―価値相対主義との闘い』(筑摩書房)でサントリー学芸賞を受賞。1994年、著作・言論活動に対して第8回正論大賞を受賞。1988年に東京大学教授を辞任し、現在は評論家として旺盛な言論活動を展開している

宮崎正弘[ミヤザキマサヒロ]
1946年、石川県生まれ。早稲田大学英文科を中退。在学中、日本学生同盟機関紙「日本学生新聞」の編集長、雑誌『浪曼』企画室長を経て、貿易会社を十年間、経営。三島由紀夫「楯の会」学生長だった森田必勝の親友でもあった。三島由紀夫没後は「憂国忌」の代表世話人。「日本安全保障研究センター」事務局長などを経て、拓殖大学日本文化研究所客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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星空の挑戦者

4
私個人の見解ですが、安保は自国で守るより外部委託した方が安く済み、徴兵しないことで労働力を経済に集中できる利点を、当時の官僚が導いた結果と思ってる。経済一流国を目論んだ当時の官僚の完璧なシナリオだったのではないか。本書で論議される思想対立などはそれがバレないようにカモフラージュのため情報操作されたものと仮定するが、本書を読みますますそう思うようになった。大先生の著作に対しへそ曲がりな読み方で失礼。2011/05/01

ceskepivo

2
日米安保体制は、冷戦期の選択としては日本にとって正解であった。しかし、冷戦後も日本の安全保障を100%米国にゆだねることは、日本にとって有益となる正しい選択肢なのだろうか。2012/06/25

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