内容説明
海洋国家と牧畜国家。魚の国と羊の国。食べものの違いでここまで文化が変わる!生活が変わる!発想が変わる。
目次
第1部 海の幸から発展した文化 山の幸から発展した文化(鯛と駱駝、それぞれのキーワード;美しい女性を表現する白魚と凝脂;人泣かせの魚と家畜;呼び分けられるか、豚肉の部位名、魚肉の部位名;中国人の忌みもの、日本人の滋養)
第2部 暮らしに見える海洋文化と牧畜文化(贈答品に表れる海のものと畜産もの;日本のグルメ、中国のグルメ、それぞれの好み;中国では「肉食者」は金持ち;「食は精きを厭わず」;中国の「八珍」のこだわり;中国人は淡水魚を珍重する)
第3部 海洋文化、牧畜文化が発想する言葉(隠語と謙譲語;慣用語のおもしろさ;漢字と会意文字;国字と海の魚;遊刃有余)
著者等紹介
莫邦富[モーバンフ]
作家・ジャーナリスト。1953年中国・上海生まれ。上海外国語大学卒業後、同大学講師を経て、85年に来日。日本にて修士、博士課程を修了。知日派ジャーナリストとして、政治経済から社会文化にいたる幅広い分野で発言を続け、「新華僑」や「蛇頭(スネークヘッド)」といった新語を日本に定着させた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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