ヤングチャンピオンコミックス 半グレ 〈３〉 - 六本木摩天楼のレクイエム

草下シンヤ/山本隆一郎

秋田書店（2021/12発売）

• サイズ コミック判／ページ数 192p／高さ 19cm
• 商品コード 9784253305235
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

重版殺到の“危険小説”が奇跡のコミカライズ！ 希代のアウトロー作家・草下シンヤと『元ヤン』『サムライソルジャー』『GOLD』の不良漫画界のベテラン・山本隆一郎のタッグが実現!! 描かれるのは『半グレ』の世界!!!　就活に失敗し、元環状連合グループ傘下のマネーロンダリング会社に入ってしまった新卒青年・真（マコト）。彼は『環状連合』の元リーダーで六本木のカリスマ・乙矢に憧れ“こっち側の世界”に導かれ、灰色に染まり進化していった…。そんな折、真たちの縄張りに関西からの刺客が出現! 狙われるのはカリスマ・乙矢ッ!!! 死傷者、続出の大阪半グレ『鬼骸』vs.『環状連合』の仁義なき、容赦なき抗争が勃発…!!!! そして、『環状連合』内部でも不穏な動きが…。“四面修羅場”の焦燥の章が開劇ッ!!!!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[笠]

3.5 大阪の半グレ組織「鬼骸」の元No.2が東京に乗り込み、最終的に3vs3の喧嘩マッチの流れに。半グレといいつつ結局やってることはヤンキー漫画と一緒なんだが、話の持って行き方がうまい。でも「鬼骸」なんて名乗って恥ずかしくないのは高校生くらいまでだろ。真はもはや半グレにどっぷりで、女のことも"商品"として扱っているにもかかわらず、「コイツのこと大事にしてやらないとな」とか思ってたりもする自己矛盾が気持ち悪い。本当に家族のように大事に思ってたらドラッグ止めさせるだろ。

2023/06/08

[たー]

関西からの刺客、鬼骸来襲！ やはり描かれているのがリアル半グレの世界なので、誰も彼もがどこかしらアウトローという感じはあります。とは言え、これでも現実よりは大分ソフトに描かれているとは思いますけど。 今までの山本さんの話だと、なんだかんだで希望があると思いながら読めたのですが、これは希望が無いんだろうと思いながらの読書で、中々重いです。それでも真がどうなるのかは知りたいですけど。まだまだ波乱がありそうだし、まだ見ぬ環状連合のメンバーもいるみたいなので、先が出るのが待てません。

2021/12/20

[文太＠漫画部屋]

関西の半グレとの抗争。仲間内の不協和音でだいぶピンチ。

2023/07/22