がんだから上手に生きる

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784759308044
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

それは、悪性の乳がんだった。余命半年の宣告!奇跡の五年を生きて、今だから言えること!愛といのちと闘いの記録。

目次

第1章 予期せぬ宣告 悪いものが出ました―変だ!と思ったら即、行動を
第2章 不信感がぬぐえない そんな情報は有用ではない―がん=死ではない
第3章 手術、そしてかすかな疑念 こんな体になって、どうやって普通に生活できるの?―医師に従順になることが信頼することではない
第4章 闘うべき敵 希望のないことなんて言えっこない―闘うべき「敵」を知ることが、まず第一歩
第5章 患者の自立 伴走するだけだが、一緒に走ろう―患者は「自立」しなければならない
第6章 すわ!再発か! 先生についていきます―よい医師と出会うために
第7章 体の声心の声 樹と一緒に呼吸したい、樹と一緒に眠りたい―心と体が求めるものに耳を澄ます
第8章 家族のいたわり たとえ意識がなくても、私をミーティングの真ん中に!―家族は病人にどう関わるか
第9章 病気仲間 どうして私がこんな病気になってしまったのだろう―「病気仲間」に支えられ支えて
第10章 生きている時間 神様はそんなに不公平ではない―なだらかな坂道をよりなだらかに
第11章 総一朗と節子 私は死ぬわけにはいかない、あなたに生きていてもらうために

著者等紹介

田原節子[タハラセツコ]
エッセイスト、田原事務所代表。1936年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業後、日本テレビに入社。結婚・出産を経てアナウンサーとして17年、CMプロデューサーとして10年勤務したのち退社。89年に田原総一朗と結婚。98年10月に炎症性乳がんを発症、胸椎、腰椎、脳、眼、大腿骨に再発転移はあるが、満5年生存を超えた。乳がんを中心に、医療、そして女性問題をテーマに各方面で執筆・講演活動を行っている。がん患者のための雑誌『月刊がんサポート』で「田原節子のもっと聞きたい」インタビュアーを務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。