出版社内容情報
二十年間集めてきた、たまごの上に貼られたシール。
「煮込まれたトマト」「走るピーマン」など、自分で考えてみた食べ物の慣用句。
シュークリームの甘さに救われた雨の日。
おじいちゃんが作ってくれた袋麺のカレーうどん。
「食べ物」を起点に、笑いから涙までがぎゅっと詰まったエッセイ三十七篇。
読めばきっと、大切なひとと分かちあった食べ物の記憶があたたかく蘇る。
著者の原点である大人気自費出版本を、書き下ろしを大幅に加え、装いも新たに文庫化しました。
【目次】
内容説明
二十年間集めてきた、たまごの上に貼られたシール。「煮込まれたトマト」「走るピーマン」など、自分で考えてみた食べ物の慣用句。シュークリームの甘さに救われた雨の日。おじいちゃんが作ってくれた袋麺のカレーうどん。「食べ物」を起点に、笑いから涙までがぎゅっと詰まったエッセイ三十七篇。読めばきっと、大切なひとと分かちあった食べ物の記憶があたたかく蘇る。著者の原点である大人気自費出版本を、書き下ろしを大幅に加え、装いも新たに文庫化しました。
目次
白を食べる
ラーメンの具の再編
たまごシールとわたし
固めのお米、具なし焼きそば、たまごの味噌汁
ヤーコンやーこんにちは
もやしとこんにゃくがいる限り
マックの機内食
肉を避けては通れない
煮込まれたトマト、走るピーマン
コロナの療養記と駅弁の話
あみのおばあちゃんとアイスクリーム
同じものばかり食べたい
色のふしぎ
未来が確約されている希望という名の給食について
ちくわのポテンシャル
わたしの「畑のレストラン」
涙とどしゃぶりのシュークリーム
梨農園のおじちゃん
「おいしくない」は大人の味覚
食べるのが遅い〔ほか〕
著者等紹介
ひらいめぐみ[ヒライメグミ]
1992年生まれ、茨城県出身。7歳の頃からたまご(の上についている賞味期限の)シールを集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



