出版社内容情報
洛陽から長安に遷都した董卓の暴虐は司徒である王允ですら止められず、その残忍さは日ごとに増していた。
董卓誅殺を目論む王允は自らの野望を実現するため、董卓直属の中でも別格の精鋭である呂布軍を動かすべく画策し、呂布の妻・瑶に接近する。
一方で黒山の賊と対峙する曹操は、その後に控える百万の青州黄巾軍との戦を視野に入れていたが――。
命を賭して乱世に身を投じた英傑たちの生き様を描く「北方版・三国志」新装版第二巻。
内容説明
洛陽から長安に遷都した董卓の暴虐は司徒である王允ですら止められず、その残忍さは日ごとに増していた。董卓誅殺を目論む王允は自らの野望を実現するため、董卓直属の中でも別格の精鋭である呂布軍を動かすべく画策し、呂布の妻・瑤に接近する。一方で黒山の賊と対峙する曹操は、その後に控える百万の青州黄巾軍との戦を視野に入れていたが―。命を賭して乱世に身を投じた英傑たちの生き様を描く「北方版・三国志」新装版第二巻。
著者等紹介
北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年、佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で日本冒険小説協会大賞、吉川英治文学新人賞受賞。85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で吉川英治文学賞、05年『水滸伝』全19巻で司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で舟橋聖一文学賞、10年に日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』全15巻で毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年紫綬褒章を受章。16年菊池寛賞を受賞。20年旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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