ハルキ文庫 時代小説文庫<br> ふたりの道―小間もの丸藤看板姉妹〈5〉

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ハルキ文庫 時代小説文庫
ふたりの道―小間もの丸藤看板姉妹〈5〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 251p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758445092
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

残暑の頃。小間物商「丸藤」の手代として信頼厚い吉蔵が、実家の味噌屋の主となるため、店を去ることになった。
吉蔵を敬愛する総領娘の里久は、動揺を隠せない。吉蔵は主・藤兵衛に、「私の次の手代は里久お嬢さんに」と進言。
今まで自らが丸藤で培ってきたすべて、商人としての自覚と自信を里久に教えこむことを、最後の奉公とさせてほしいと頭を下げる。
商いに向き合う里久の奮闘、妹・桃の嫁入り、そして里久の縁談……成長した看板姉妹の物語、感動のシリーズ完結篇。

内容説明

残暑の頃。小間物商「丸藤」の手代として信頼厚い吉蔵が、実家の味噌屋の主となるため、店を去ることになった。吉蔵を敬愛する総領娘の里久は、動揺を隠せない。吉蔵は主・藤兵衛に、「私の次の手代は里久お嬢さんに」と進言。今まで自らが丸藤で培ってきたすべて、商人としての自覚と自信を里久に教えこむことを、最後の奉公とさせてほしいと頭を下げる。商いに向き合う里久の奮闘、妹・桃の嫁入り、そして里久の縁談…成長した看板姉妹の物語、感動のシリーズ完結篇。

著者等紹介

宮本紀子[ミヤモトノリコ]
京都府生まれ。2012年、「雨宿り」で第6回小説宝石新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

95
手代の吉蔵がお店を去っていく。これは誰にも止めることができない。「誰しもどこかで分かれ道がございます」吉蔵が理久に言う言葉。そして、過ごした歳月、身に着けた知恵は一生離れないと。後ろ姿の清々しさ。そして、桃も自分が選んだ幸せな道へと一歩を踏み出す。姉妹の両親は以前から物わかりのいい親だとは思っていたけど、理久の事早すぎない?反対されるよりは嬉しいけどトントン拍子過ぎて逆に危なくなる。自分の人生、まっすぐに進むだけではなく時に回り道、たまの休息もいいんじゃない。ここにめでたく完結。理久の先がまた読みたい。2022/08/22

真理そら

62
完結編。可愛い姉妹の物語が終わってしまって寂しい。里久は里久らしく、桃は桃らしく将来の道を決めた。耕之助も清七もそれぞれ将来の道が決まったが、二人とも女に決断させるなんて…特に清七は好きなキャラだったのでシャキッとして欲しかった。里久や桃や大和屋のその後にいつかどこかで再会できると嬉しいなあ。大和屋の長男・喜一郎もあのままでは不幸だと思うし。2022/08/09

ぶんこ

56
手代の吉蔵が実家の味噌屋を継ぐ為に辞めることとなり、里久に引き継ぐ。新しい奉公人豆吉が入り、長吉の成長も微笑ましい。丸藤に入れたこと、本当によかったね豆吉。耕之助も老夫婦のつき米屋を手助けしたことからお店を引き継ぐ話が出て、丸藤の援助で店主となる。桃は険しい道となることを承知の上で愛を貫いた。素晴らしい。しかし里久の縁談は、清七の職人としての誇り、未練を目の当たりにして諦める。職人をしながらの結婚が出来ないのか、その道を持ち前の発想力で解決しないでいいのかなとウジウジ。里久らしくない。完結とは淋しい。2022/12/17

kagetrasama-aoi(葵・橘)

46
「小間もの丸藤看板姉妹」第五巻。最終巻だったんですね。姉妹の恋が語られていて、仄仄したりちょっとだけ涙したり…。恋は嬉しく、楽しいことばかりではありませんものね。でも、人を好きになるという感情に出会える幸せが伝わってくるお話でした。里久と桃、二人とも望んだ人生を全うして欲しい…と思って読み終えました。面白かったです。2022/11/02

のんちゃん

46
江戸の小間物商、丸藤の長女里久と次女桃姉妹の物語、第5弾で完結巻。惜しみながら大事に読んだ。今作は里久と桃のこれからの道が描かれた。今迄二人を見守ってきた身としては、桃の想いが叶ったことの嬉しさと、里久の仕事人としての矜持と想い人にも同じ仕事人としての目線で考える思いに涙した。ずっと新作を楽しみにしてきたこのシリーズなので、完結が本当に寂しい。でも、またいつか、里久が丸藤のお内儀になった姿に会える事を心待ちにしている。宮本先生、どうか、お願いします‼️2022/08/26

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