内容説明
宝暦七年睦月。火盗改役・山岡景之は、江戸内の妙な話を耳にしていた。山岡家出入りの豆腐屋、菓子舗の女将とうどん屋の娘……皆おなじ言葉を言い残し、次々と消息を絶っているという。景之は忍び集団「影火盗組」に調べを命じたところ、謎の僧侶が人生に絶望した者たちを騙し、遠方へ連れ去っていることがわかった。一方、側用人の大岡忠光に呼ばれた景之は、破格の低利で大名・旗本相手に金貸しをしている、怪しい商人の正体を探って欲しいと頼まれ――。命を懸けて江戸にはびこる悪と戦う、大好評シリーズ!三部作完結巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たち
32
これで終わりとは残念です。伊豆での死闘場面は映像化したらさぞかし楽しいだろうなぁ。忍者同士の対決!犬!鳩!(なんのことだかわかりませんよね)好物です。また、こんな時代小説をお待ちしています。2023/03/03
読書好き・本屋好き堂
4
シリーズ第3弾にして、完結! 火盗改役・山岡景之は、江戸内の妙な話を耳にする。 山岡家出入りの豆腐屋、菓子舗の女将やうどん屋の娘、皆同じ言葉を言い残し、消息を絶っている?! 調べているうちに、大きな陰謀が…! 最終刊らしく、悪と戦う、戦闘シーンは圧巻😆 まだまだ続きが読みたかった!2023/07/01
yuka
3
三部作完結巻。寂しいけれど読後感はとても良い!鳴神さんの時代小説中々良かったです。2022/06/11
ICHI (atomic)
2
さ、最終巻。 「常世の国へ行く」と口々に言い残し消えて行く者が多数いた。駆け落ち者かと疑われたが、男女の比率が違う故、その線は消えたが… 1巻〜3巻までの黒幕がやはり!今回も影同心の活躍が素晴らしい。3巻で終わりなのが残念2024/01/29
くまっち
1
面白いシリーズ見つけて、しばらく楽しめると思ってたら三部作完結‼残念です。2019/06/15
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