内容説明
アスレナ共和国僣主との望まぬ政略結婚からマルキラ姫を救い出すため、近隣の村に辿り着いたカヴィンタ、ローエ、ルティ。そこで三人は、かつて姫に仕え、いまも彼女の身を案じ続けているトリンと出会う。カヴィンタたちは、姫奪還のため僣主の隠し子を人質にとることを計画する。だが、隠し子が外出する機会を狙って襲撃しようとしたその瞬間、何か様子がおかしいことに気づく。そして、待機していたはずのルティも消えていたのだ―。書き下ろしで贈る、大人気冒険ファンタジー、シリーズ第二弾。
著者等紹介
竹河聖[タケカワセイ]
東京生まれ。青山学院大学文学部卒。主にホラー、伝奇、ファンタジーを書く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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朱音
8
読み方間違ってると思うけど(笑)どうも登場人物が前作とかぶる。今回贔屓されてるのはカヴィンタ君かな~?血筋が良くって潜在能力が強くて(でもその能力はある人々から畏怖されて)もちろん美形で、ってなんか某六侯そのままな設定なんじゃないですか(笑)結局そういうのがお好きなんだなぁと。ええ、好きですよ、もちろん(笑)2011/04/28
京桜
3
なんだか、ローエがボイスに重なって仕方ない。もちろん良い意味で。バランシールの飄々とした態度にイラっとするのは、カヴィンタだけではないはず。身元を明かしたとはいえ、何とも癖のある感じで、次巻以降にも何をぶち込んでくるのやら……。覚醒したカヴィンタが何やら今後の鍵を握っているようだが、まだ守られている側のルティの今後にも期待。2巻だし、旧も読んでるからわかるんだけど、やっぱり読み仮名を振って欲しい。特にソグドム教関連用語(切実)2011/04/02
永山祐介
3
物語が動きだしたけどスローペースだなー。あとどうしても旧「風の大陸」に照らし合わせちゃう。魔術師さんが、どうもグラウルに被るんだよなー。2011/03/16
空
2
カヴィンダはついに自分の力に目覚め…2016/08/14
tonkatudon
2
キャラがかぶるというのは、よくある話ですが さらに、世界観が昔風の、古代国家ファンタジーなので、良くも悪くも風の大陸そのものですね もちっと、年代記風に帝国にしてしまうとか、 中世風にして宗教を変えてしまうとかすると世界観が増したかもしれませんが、2と名のつくものはなかなか難しいですね2011/09/01