出版社内容情報
この国は、被爆者たちとどのように向き合ってきたのか
国の被爆者対策として成立した原爆医療法、原爆特別措置法、そして被爆者援護法。しかし月日を経て、援護申請は一方的に却下されるようになり、また残留放射線による被爆も認められず、被爆者たちは不合理に沈黙を強いられることになる。司法に正義を求め、国との裁判に挑んだ被爆者たち。〈科学〉の名の下に被爆者の訴えを退けようとした国は、いかにして裁かれたのか。
誰が、どのように、「被爆者」と認められるのか。真実を求めて闘った、被爆者たちのドキュメンタリー。
【目次】
第1部 前史~隠蔽、希望、抑圧
第2部 長崎原爆松谷裁判
第3部 原爆症認定集団訴訟
第4部 広島黒い雨訴訟
第5部 長崎被爆体験者訴訟
内容説明
この国は、被爆者たちとどのように向き合ってきたのか。国の被爆者対策として成立した原爆医療法、原爆特別措置法、そして被爆者援護法。しかし月日を経て、援護申請は一方的に却下されるようになり、また残留放射線による被曝も認められず、被爆者たちは不合理に沈黙を強いられることになる。司法に正義を求め、国との裁判に挑んだ被爆者たち。〈科学〉の名の下に被爆者の訴えを退けようとした国は、いかにして裁かれたのか。誰が、どのように、「被爆者」と認められるのか。真実を求めて闘った、被爆者たちのドキュメンタリー。原爆訴訟判決文から見えた真実。
目次
第1部 前史~隠蔽、希望、抑圧(隠蔽された放射線被害;東京原爆裁判;原爆基本懇~抑圧の始まり)
第2部 長崎原爆松谷訴訟(長崎地裁編;福岡高裁編;最高裁でも原告勝利)
第3部 原爆症認定集団訴訟(提訴まで;論争へ;原告側連勝、政治解決へ)
第4部 広島黒い雨訴訟(提訴まで;広島地裁編;暴かれた原爆基本懇の内幕;広島高裁編)
第5部 長崎被爆体験者訴訟(提訴まで;被爆体験者が集団訴訟へ;再提訴・長崎地裁編;福岡高裁編)
著者等紹介
高橋信雄[タカハシノブオ]
ノンフィクション作家。1950年生まれ。九州大学経済学部卒。元長崎新聞論説委員長。1990年、「天皇に戦争責任はあると思う」と発言した本島等長崎市長が右翼の男に銃撃された事件現場のスクープ写真で日本新聞協会賞を受賞。著書に『東洋日の出新聞 鈴木天眼~アジア主義もう一つの軌跡』(日本自費出版文化賞・研究評論部門賞)、『鈴木天眼 反戦反骨の大アジア主義』(平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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