内容説明
赤坂裏伝馬町で人が死んでいるという通報を受け、稲葉七十郎は現場へ駆けつけた。死体の顔は執拗なまでに潰されており、死因は刃物で胸を一突きされたものだった。一方、飯沼麟蔵に呼び出された久岡勘兵衛と山内修馬は、行方不明となっている旗本の探索を命じられる。男の名は笠谷岸右衛門。七十郎が追っている顔を潰された男を思い出した勘兵衛は、早速旗本の屋敷に向かい男の母親に話をきくのだが…大好評シリーズ、待望の第十二弾。
著者等紹介
鈴木英治[スズキエイジ]
1960年、静岡県沼津市生まれ。明治大学経営学部卒業。1999年第1回角川春樹小説賞特別賞を『駿府に吹く風』で受賞(刊行に際して『義元謀殺』と改題)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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蕭白
6
色恋沙汰は少し余計かなぁって思ってしまいました。捕り物帖としては面白かったです。2015/12/23
わたしは元気
5
修馬さん、早く良い人に恵まれると良いですね。2022/10/01
ばるたん
1
事件と恋愛、両極端の話題で事件解決。次号へ。。2022/10/22
Mikey
1
このシリーズは最後の20ページぐらいがすべての謎が解けて勘兵衛が悪者を剣で退治して大団円になるので安心して読める。しかも犯人探しが探偵ものなので面白い。新幹線で読むのにちょうどいい。 2020/01/23
はじこう
1
冒頭から大部をレギュラー陣の日常に割いていたので、 今巻は殺陣なしかと思いきや... が、またよくわからない怪しげな剣法に、が残念!2014/04/07