ハルキ文庫
暴れ彦四郎―鎌倉河岸捕物控〈4の巻〉 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 452p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758433617
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

従姉妹の祝言に呼ばれ、亡き両親の故郷である川越に出立したしほ。彼女が乗る船まで見送りに向かった政次、亮吉、彦四郎の三人だったが、その船上には、彦四郎を目にして驚きの表情を見せる老人の姿があった。やがて彦四郎は、次々と謎の刺客たちに襲われることに…。宗五郎ら金座裏の協力を得て、彦四郎自らが事件の探索に乗り出す!傑作時代長篇、新装版第四弾。

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。71年より74年末までスペインに滞在、闘牛社会を取材。以後、スペインをテーマにしたノンフィクション『闘牛士エル・コルドベス 1969年の叛乱』『闘牛はなぜ殺されるか』、小説『ゲルニカに死す』を発表。1999年、初の時代小説『瑠璃の寺』(文庫化に際して『悲愁の剣』と改題)を発表後、『密命』『居眠り磐音 江戸双紙』など次々と作品を執筆、時代小説の書き手として高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

八子@ちょっと復活

13
政次に引き続いて金座裏の手先になるんじゃないかってくらい、彦四郎が活躍していた。大五郎さんが釘を差す気持ちも分かるよ……。しほが川越に行ってあんまり出番がなかったのが寂しかったけど、やっぱり得意の絵で大いに捕物に貢献。政次は跡取りとして、ちゃくちゃくと成長している様子。亮吉は相変わらずしほちゃん大好きな感じで微笑ましい。安定の捕物帖、面白かった。2012/10/29

rokoroko

12
読んだはずなのになかなか署名が出てこない・・旧amazonで検索するのか・・感想書こうと思ったけど、読書メーターの使い方が変わっててびっくり2022/08/09

KAZOO

7
今回の本の縦糸は彦四郎(4人の仲間の一人で船頭)が主人公でこれで4人がそろい踏みとなっています。この話のほかに5つの話があり、いつもながら楽しめます。4人の成長をたどるアウスビルドゥングスロマンのような趣があります。2013/10/25

アルゴン

7
★★★★☆それぞれの話もおもしろい上に、表題作への伏線もバッチリ張ってあります。彦四郎すげえなあ。ちなみに「読書メーター」の1巻の他の人の感想を見てはじめてこのシリーズがドラマ化されていることを知りました。2012/09/21

みちゃこ@灯れ松明の火

7
あの彦四郎が命を狙われるなんて…。でも、命狙われている割りには相変わらずマイペースな彦四郎ちゃんでした。この『鎌倉河岸捕物控』では情け深い金座裏の親分に心動かされますね。2010/07/01

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