出版社内容情報
《内容》 補助循環，補助人工心臓装置について，実際の臨床の場で必要な実務的な手技と知識を身につけられる内容を網羅。看護師，臨床工学技師にも役立つ，実践に活用できる一冊。
《目次》
補助循環マスターポイント100
I．補助循環の基礎
自然心臓の働き
心不全とは
心不全治療と補助循環の適用
補助循環の定義
重症心不全の治療のなかでの補助循環の位置付けと心臓移植へのブリッジ使用としての補助循環
補助循環の種類
補助循環の選択
II．補助循環に用いられる血液ポンプ
血液ポンプの種類（総論）
血液ポンプの基礎理論
拍動流ポンプ
ローラー型ポンプ
遠心ポンプ
III．IABP
IABPの原理と適応
IABPのバルーンと駆動装置
IABPを適用する際の準備
IABPの挿入方法
IABPの駆動と至適タイミング
IABPよりの離脱と抜去法
IABPの合併症と対策
IV．PCPS
PCPSの概要
PCPSシステムの基本構成
PCPSの駆動方法
PCPSの機器管理
PCPS適応中の患者管理
全身の管理
PCPSよりの離脱
V．補助人工心臓
補助人工心臓の基礎
補助人工心臓の概念
補助人工心臓システムの基本的事項
補助人工心臓の分類
適用基準
適応の決定および手順
手術の準備
基本的な植え込み手技
手術の要点
同時手術の問題
ICUにおける管理体制
循環管理の基本
補助人工心臓適用患者の看護
右心補助
TOYOBO VAS
システムの概念
駆動原理
適応基準
駆動装置
基本的な操作方法
植え込み手術の準備
ポンプセットの準備と装着準備
TOYOBOポンプの装着方法１（開胸から体外循環まで）
TOYOBOポンプの装着方法２（心尖脱血による装着）
TOYOBOポンプの装着方法３（経左心房装着方法）
TOYOBOポンプの装着方法４（その他のアプローチ）
駆動方法
急性循環不全時の離脱（weaning）手順
慢性重症心不全に対する補助人工心臓装着症例における自己心機能の回復と循環補助離脱（bridge to recovery）
血液ポンプの除去手技
ポンプ交換手技
慢性心不全への適用
長期適用時の日常の管理指針
合併症と対策
HeartMate
ポンプの概念
適応基準と術前チェックのポイント
VE LVAS 駆動システム
VE LVASポンプセット内容
VE LVASポンプ駆動装置
VE LVASポンプセットの準備
VE LVASポンプの装着準備
VE LVASポンプの装着方法１：開胸から体外循環まで
VE LVASポンプの装着方法２：腹腔内装着（流入コンジット挿入）
VE LVASポンプの装着方法３：腹腔内装着（流出側コンジット装着，閉胸）
VE LVASポンプの装着方法４：腹腔外装着
VE LVAS周辺装置のセッティング
VE LVASポンプシステムの駆動開始方法
VE LVAS植え込み手術のピットフォールと手術終了後の移動手順
VE LVASシステムコントローラーの操作
VE LVASポンプの危機管理
VE LVASポンプの急性期患者管理
VE LVASポンプの慢性期患者管理
VE LVASポンプ装着患者の看護の基礎と患者の教育プログラム
VE LVASポンプの合併症と対策
VE LVASポンプのポンプ交換手技
VE LVASポンプからの離脱
VE LVASの除去
空気駆動方式ポンプ（IP LVAS）の概要
IP LVAS血液ポンプのシステム構成と駆動の原理
IP LVASの合併症と対策
Novacor
Novacor１：概要，２：植え込み手技
BVS5000
BVS5000１：概要，２：手術方法
日本ゼオン
ゼオン拍動型血液ポンプ
VI．非拍動流補助循環装置
非拍動流補助循環装置
定常流体内設置型VAS
VII．その他の拍動流ポンプ
VIII．補助循環の今後の展開
IX．完全人工心臓
X．補助循環の諸問題
小児症例の補助人工心臓治療
補助循環適用患者の遠距離への搬送
Destination Therapy
補助循環を導入するにあたって施設ではなにを準備するべきか 他
XI．補助循環に関しての補足説明
心機能回復の機序
目次
１ 補助循環の基礎
２ 補助循環に用いられる血液ポンプ
３ ＩＡＢＰ
４ ＰＣＰＳ
５ 補助人工心臓
６ 非拍動流補助循環装置
７ その他の拍動流ポンプ
８ 補助循環の今後の展開
９ 完全人工心臓
１０ 補助循環の諸問題
１１ 補助循環に関しての補足説明
著者等紹介
許俊鋭［キョシュンエイ］
埼玉医科大学心臓血管外科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 聖翼の蔭
