内容説明
地味と平凡が売りのマリエルの旦那様は、名門伯爵家嫡男にして近衛騎士団副団長シメオン。本宅で甘い新婚生活をはじめた矢先、王太子の求婚騒動が勃発。マリエルまで王宮へ召し出され、王妃の侍女をすることに。身分違いの恋を応援していたはずだったのに、気付けば暗殺事件にまで巻き込まれ―!?旦那様とその周りに萌える娘の物語第六弾、オール書き下ろしで登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまふくろう
29
続けて購入。表紙も挿絵も大変宜しい。マリエルもだけれど、今回の主役ジュリエンヌが女中姿も令嬢姿可愛らしくて大変宜しかった。 物語は不憫王子の努力が実って不憫から脱出する話。毒殺はいかんのだけれど、犬嫌いは深刻な人だと本当に駄目だからなあという面ではナディアにちと同情してしまう。 きな臭い雰囲気で終わったが、このまま戦争になるんだろうか。続きが楽しみ。2019/11/12
いぼいのしし
26
シリーズ6。殿下にやっと春が。。。よかったね。マリエルとシメオンは甘々でごちそう様って感じだった。 2024/11/16
かなで
13
再読。殿下おめでとうの巻。2023/08/29
粋
9
今回も面白かった。今回はドタバタというよりハラハラって感じでしたね。そして、登場人物一の不憫男にとうとう幸せが舞い降りる。一度でも惚気を見せつけることができて良かったね(笑)ジュリエンヌの両親が不愉快でどうなるんだと思っていたらまさかの展開に。マリエルもシメオン様もちょっと複雑だろうな(苦笑)そして、巻を重ねるごとにマリエルの知らぬところでシメオン様の頭痛のたねが増えるのが可哀想だけど笑える。2023/12/08
うえさん
7
遂に、殿下に春が…!良かったね…長かったね…!ジュリエンヌが賢くていい子で素敵でした。お話は今までで一番ハラハラしたんじゃないでしょうか。シメオンは相変わらずのチートっぷりを発揮してましたね。殿下とマリエルの漫才がなかったのはちょっと残念。近隣国の情勢もあり、国内も色々転換期を迎えそうなので、きな臭い展開は続くのかな?BL 2019/12/12