ＩＤコミックス ＲＥＸコミックス ドロップフレーム 〈３〉

成家慎一郎

一迅社（2016/06発売）

• サイズ コミック判／ページ数 173p
• 商品コード 9784758065931
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[トラシショウ。]

積読消化。再び心を通わせた事で、何に変えてもルウの死の運命を回避する覚悟を決めた閏之助。既にシャッフルリープによる日数消化の為に動ける＝改変に関与出来る日にちはわすがだが、日にちを跨ぐ事で発生する「オーバーラップ」と言う裏技を編み出してこれに対抗する。次の「八月三十一日」が来たらもうシャッフルは起こらず、ルウの死は確定してしまう窮地に閏之助が一人臨むなか、驚愕の真実が紐解かれる。「眠るとシャッフル」と言う設定の穴を、「眠らなければどうなるか？」と気付くのは編集担当だからなのが上手い(以下コメ欄に余談)。

2016/11/11

[紫雲寺 篝]

再びルウの死に直面した閏之介は、新たに情報を得た。さらに自分の書き残しを確認した閏之介はある事を思いつく。それは日付が変わるまで起きる、という事。そこには本作始まって以来の衝撃が。さらにルウも！？激動の第3巻……！！緻密に積み重ねていくのかと思いきや、伏線は健在ながら一気に話が動いたな、という印象。閏之介もそうなら、ルウもそうで、それなら亡くなった閏子さんや、犯人と思しき人物も共通点がありそう。収束し始めた物語が行き着く先はまだ見えない。互いにすれ違う中でどんな決着になるのだろう。あとお色気描写多くない？

2016/08/26

[しぇん]

事件の真相に近付く為に孤独な戦いを始めた主人公ですが、当然そう上手くいくはずもなく苦戦続きと。最後にヒロイン側からの視点があり、そこに明かされた秘密は中々驚きの情報でした。タイトルの意味も何となくわかりましたし、物語も佳境に入ってきた感じなのでしょうか？

2016/09/18

[月子]

誕生日でそんな過酷な…。

2022/02/27

[ycm]

新刊読むたび毎回読み返してたけど、思ってみれば犯人候補ってほとんどいなかったんだなと思う。となるとあいつが犯人になるのも必然っちゃあ必然。作者さんは本当はどんな風に終わらせたかったのだろう？

2016/11/20