MELISSA<br> ケモノとヒトの嫁取り事情―マトリモニオ・デッラ・ベスティア

電子版価格
¥1,320
  • 電子版あり

MELISSA
ケモノとヒトの嫁取り事情―マトリモニオ・デッラ・ベスティア

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 319p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784758049924
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

ヒトと獣人が共存する世界―しかし獣人には滅多に女性が生まれなかった。種の保存のため、獣人はヒトの娘と番い、子を生そうとするが、そこには様々な種族の壁が立ちはだかる―獣人×花嫁カップルの愛のカタチを紡いだ、オムニバス・ラブロマンス!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

でんか

22
うーん、なほうかな。表紙から想像できないくらい、けっこうシリアスでエグい短編連作集。女が極端に少ない獣人はがヒトから嫁をとる設定。生贄的に捧げられた女子を閉じ込め、脚の腱を切り、といったことを当たり前のように行う設定なので、ヒト女子の心が壊れて当然なシチュエーション。二話目に至っては、モブ姦未遂アリ、しかも結構描写が男性向けエロ的えげつない描写で、正直読んでて気持ち悪かった。感想自分で書いて納得したんだけど、そう、男性向けエロ的表現なのがめちゃくちゃ読んでキツかった。獣人男子に都合がいい女子ばかりなのよ。2019/10/10

有機物ちゃん

20
獣人モノ連作短編。獣人は女が生まれにくく、人間の女性と番い、種を残す。誘拐して、他者との交流も許さず監禁、逃げ出す女性もいることから逃走防止に脚の腱を切る慣習もあったりするらしく、なかなかの畜生道で草。繁殖欲を優先してるあたり、畜生倫理~~!って感じで尊厳破壊モノならそれはそれで全然いいんですけど、それにしてはブレブレな気がするし、ロマンスとしても関係構築が希薄だし、ヤンデレホラーにもならないし中途半端な感じがした。最後の猫獣人のお話が1番世界観とキャラの動きが違和感なかったかな。2023/07/25

アカツキ

14
獣人にはめったに女が生まれず、人間の女性とつがうことで子孫を残してきた。しかし、獣人の嫉妬深さや人ではない子供を産む恐怖心、獣人は人を食うという噂などによって、獣人との結婚は忌避されてきた…。という世界観の4作品のオムニバス。男性向けっぽいホットシーンは気にならないけれど、全体的に描写力がいまひとつで物語が浅く感じた。1話目を読んで私には合わないと早々に本を閉じたけれど、他の方の感想を読むとそれで正解だったかなと。嫉妬は好物だけど、残虐さや虐待が絡むとなると話は別なので。2023/01/13

陸抗

12
ほとんど女性が生まれない獣人は、人間の女性を番(つがい)とする。方法はさまざまで、気に入った人を拐ってくる、生贄のように捧げられた女性を貰う、等々。一話は生贄の女性を番にした獣人の話。後は変化球もの。とにかく獣人の執着が凄くて、番は家の外に出さない、他の誰にも番を見せたくない。さらには、逃げられないように足を潰すとか…。番同士の、手紙のやりとりさえ禁止してた事には驚いた。それじゃ、逃げたいと思う女性がいても仕方がないんじゃ…。2017/10/31

ちかぞお

8
4組の獣人男性と人間女性カップルのオムニバス。世界観がしっかりしているので、途中で物騒な単語が出て来ても、「そーゆーものなのね」って刷り込み入るから、グロくは感じませんでしたが、後で冷静になって考えるとすんごいことになってるよぉぉ(特にメルちゃんが)。書き下ろし部分は可愛かったですね。ネリアが里に移り住んだ後の皆の様子とか読みたいなー。2017/12/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12276094
  • ご注意事項

最近チェックした商品