内容説明
新米女優のミクは主役に抜擢された公演で、舞台の世界に入り込んでしまう。森の中の不気味な館に、招かれざる謎の村娘として迷い込んだミクは、現実に帰るため、七人の館の住人たちと盗まれた台本のページを探すことに…。大人気!ミステリアス・ゴシック・ファンタジー楽曲を楽曲制作者ひとしずくP自らが満を持してのノベライズ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco
41
ボカロ曲、ナイトシリーズ小説版。歌だけでは分からない物語の詳細が載っていて良かったです!新人女優のミクは自分が主役として演じる舞台の世界に入り込んでしまう。そこで現実世界に戻るため7人の館の住人達と盗まれた台本のページを探すことに...。物凄くドキドキしました。絵もとても美麗です。みんな、かっこよくてかわいくてgood!2019/03/14
山田
12
元々はボカロ曲だったらしく、読み終わった後に曲の方も視聴。よくぞあの歌の世界観を表現出来たなぁと。上下巻構成だけど、上巻は良いところで終わったね。まだまだこういう若年層向けの本を楽しめる自分にちょっと自信を持った。2020/07/21
蜜柑
11
鈴ノ助さんのイラストも曲も大好きなので、小説化されたことがとても嬉しいです。表紙も挿絵もとても綺麗。ミクは現実へ戻ることができるのか、まだ謎ばかりで下巻が気になります。2014/12/18
日奈月 侑子
8
合間合間に挟まれている美麗な挿絵と、登場人物のキャラクターがとにかくドストライクでした。元の曲だけでは補いきれない部分をゆっくり読みこんでいくのも楽しかったし、何よりキャラクターの性格が皆魅力的に描かれていて良かったです。皆素敵ですが、個人的にはレンとルカのキャラクターが思いの外お気に入りでした。ルカのツンデレも可愛らしいし、どちらかというと可愛い扱いされている方が多いイメージのレンが寡黙でストイックな感じなのが物の見事にツボにハマりました。上巻を読んだ感じで印象に残ったのは、レンとミクの会話シーンでした2016/03/23
龍華蒼流
5
真相がきになり購入しました。シナリオは大方自分の考えていた展開。館の住民達は、現実世界からすでにループしてるのかも。現実世界でのやりとりが微笑ましい反面、虚像世界の本音が可哀想…。原曲のイメージがふくらむ小説だとおもいます。あと青廃としては、兄さんの一人称俺が好きです。2014/12/23