内容説明
時は大正九年。神戸から親戚を頼って、横浜の星川神社にやってきた寿々。優しい宮司見習いの従兄・真と再会し、新しい学校に通い始めたけれど、実は寿々は、この街を守る鎮守“犬神様”を降臨させる「犬神憑き」の血を引いていて…!?「この駄犬が」―優しかったはずの真は突如豹変。力を制御し、立派な犬神憑きになるための厳しい特訓がはじまった!ポップな大正浪漫犬耳ファンタジー登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
菊地
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最初は甘い顔をした従兄が豹変して厳しい態度で「駄犬」呼ばわりしてくる……という話だと思っていたら、思ったより全然豹変してなかった。確かに「駄犬」という台詞は出てくるけど、特別主人公に対する態度がサディスティックになる訳でもなく、むしろ唐突の「駄犬」呼ばわりの方が浮いていた。時代・世界設定があまり活かされてる感じはしなかったなぁ。2011/09/17
Aladdin
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裏表紙の内容紹介を呼んで、真が2重人格なんだろうと思ったら、全然違いました。内容が紹介文と若干乖離してます。尾花が良いキャラです。ちょっとBLっぽい要素があるので、好きな人を選ぶかもしれません。2011/07/27
リィ子
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神に仕える宮司さんが犬神様を駄犬呼ばわりとか何事ww2011/07/13
こんこん
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ゆるゆると男の子・男の子。ちょっとさっぱりしすぎな気もするけど、空気感はわりと好き。2011/06/29
はなぶさ
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前作の方がまとまっていたような。全体的にキャラの考え方についていき辛い。設定も後出し多めか。横文字(グローバル等)が割と出るので大正時代である意味があんまりなかったかも。とりあえず猫は可愛かった。2011/06/25