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出版社内容情報
言葉の壁をこえて、古典や名作のほんとうの面白さを体験してもらいたいと企図したシリーズです。読みやすい現代語を用いていますが、原文の意味をできる限りそのまま伝えるように努めています。 『人間椅子』――人気女性作家のもとに突然原稿が届く。綴られていたのは、ある家具職人の告白だった。椅子の中に隠れて暮らし、すわった人間の温もりを味わう!? 荒唐無稽な体験談。表題作他、『D坂の殺人事件』『白昼夢』『押絵と旅する男』を収録。怪奇小説、推理小説の名手、江戸川乱歩の最高傑作集。
内容説明
とめどもない妄想が湧き上がってくるのです。―推理小説、幻想・怪奇小説の名手、江戸川乱歩の最高傑作集。詳しい解説付き。スラよみ!註釈なしでもすらすら読めて面白い!
著者等紹介
川北亮司[カワキタリョウジ]
1947年東京荒川区に生まれる。早大卒。著書多数。日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぷるぷる
3
現代語訳になってとても親しみやすい。とても楽しいお話集でした。若かりし頃に読んで「ふ~ん」と「怖っ」だったのが「なるほど」「お、おう」「いや、それは…」に変わりました。「D坂」は明智小五郎も登場する有名な作品ですがこの推理と結論はありなのかと悩んむ。相手に傷を残すようなプレイは反則である。「人間椅子」はトイレとお風呂はどうしていたのかと心配になる。「挿絵と旅する男」はある意味異世界転生モノでホッとします。当時の怪奇作品は現代の感覚で読むと別の意味で面白いことが分かりました。でも改めて原本を読むべきですね。2024/11/20
海さん
2
「白昼夢」は記憶がなかったけど、他の話はもう何度読んだことか。何度読んでも面白い。立教大学の学食でランチ&旧江戸川乱歩邸を外から眺めたことがある。身近に感じられてとても楽しかった。卒業高校のそばで育ったけど、当時は興味がなくて残念。2025/03/28
としき
1
江戸川乱歩という名前は知っているが、昔の推理小説家としか認識していない。短編を4編読んでみても余りにも時代背景は違い、少々気味悪い物語ばかりだった。最後の「押絵と旅する男」だけは発想自体は面白かったが、やはりてん末は後味が悪かった。2024/12/15
ekoeko
0
「人間椅子」「D坂の殺人事件」「白昼夢」「押絵と旅する男」4編。2025/03/12
つじさん
0
「スラよみ!日本文学名作シリーズ」のタイトル通りスラスラ読める。2025/01/24
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