内容説明
大伴家持の人間性に注目。巻二十後半部への大伴三中関与説に対する、新しい試案。
目次
序章 続日本紀と家持「賀陸奥國出金詔書歌」
第1章 巻十七冒頭部歌群の文字世界
第2章 巻十七本体部冒頭の短歌群
第3章 「述戀緒歌」と「思放逸鷹夢見感悦作歌」
第4章 巻十八冒頭造酒司令史田邊福麻呂来越時短歌群
第5章 巻十八越前国掾大伴宿祢池主来贈歌二つ
第6章 巻十九―あるがままの表記体
終章 巻二十の付加とその文字世界
別章 聖徳皇子片岡遊行説話―歌謡表記をめぐる諸問題
著者等紹介
古屋彰[フルヤアキラ]
昭和8年生れ。昭和32年金沢大学法文学部卒。元、金沢大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。