内容説明
近所に住む8歳の少女が失踪し、ひょっとすると自分の息子が誘拐しいたずらして殺したのかもしれないという不安。自分の兄もそういう性向を持ち、事件に関わっているかもしれないという疑念―自分をつくった家族と自分がつくった家族。確固たる存在だと信じていた二つの世界が徐々に崩れはじめるとき、どうすればいいのか。
著者等紹介
クック,トマス・H.[クック,トマスH.][Cook,Thomas H.]
「緋色の記憶」で1997年度エドガー賞(MWA Best Novel)受賞の実力派。アラバマ生まれ。ニューヨーク在住。「過去を失くした女」などのフランク・クレモンズ・シリーズが人気
村松潔[ムラマツキヨシ]
1946年、東京生まれ。国際基督教大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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