出版社内容情報
『檻(ケージ)』の中、よみがえる物語の記憶
あの子がそろそろ目覚める頃だ。ママは待っていた。この奇妙な場所『檻(ケージ)』の中で、あの子を手助けするために。あの子が失った、たくさんのものを取り戻すために。
小説『ニーア リィンカーネーション 少女と怪物』
この世界に微睡む数多の物語がよみがえる!
内容説明
あの子がそろそろ目覚める頃だ。ママは待っていた。この奇妙な場所『檻』の中で、あの子を手助けするために。あの子が失った、たくさんのものを取り戻すために。小説『ニーアリィンカーネーション 少女と怪物』この世界に微睡む数多の物語がよみがえる!
著者等紹介
映島巡[エイシマジュン]
福岡県出身。永嶋恵美名義の著書がある。2016年、「ババ抜き」で第69回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
碧海いお
9
同名のゲームのノベライズ。しかし、読み手は未プレイ。 最後まで読みましたが、「檻」とはなんだったのだろうか? フィオとカカシの関係は尊いと聞いたことがありましたが、納得です。ゲームでもないのに全く喋ら主人公ているんですね。2025/04/15
みのくま
9
小説の内容としてはほぼゲームを踏襲しており、微細な所しか補足的な情報はない。「檻」の謎は未だ解明できないのが残念だが、現在もシナリオが続いている為致し方ない。今作をプレイする上でケプラー「夢」を読んだが、明示的な関連性を見出すのは難しい。ただケプラーの描く月の世界が「檻」なのだろうから、ケプラーの小説をSFではない読み方を、本作の脚本はしていると見て良いだろう。ニーアと言えばDoDから「武器の記憶」が登場しており、本作はむしろそれが本題なのだが、「魂がモノに宿る」という事を繰り返し描くのは何故なのだろうか2022/04/12
かわ
5
フ"ィ"オ"ち"ゃ"ん"!!幸せになっでぐれぇ!! ゲームの方にはない、ママの報告パートが可愛かった。 こっそり愚痴をこぼすママも素敵だよ👶2022/08/21
森陰五十鈴
0
一章から十二章の道行を、ノベルパートなしで書くのかと思っていたが、実際はそうではなく、一章から六章までの道行+ノベルパート。なので、ラストの感動が半減する。 檻内はママ視点で書かれているのは良いが、ノベルパートではゲーム内の文章と黎い少女の心情が混在して読みにくい。 ゲームの追体験はできるが、読み物としては面白くない、ファンブックの域を出ない小説だった。2022/08/28
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