内容説明
祖母ダフネの遺言で、五百年前に一夜にして滅んだと言われる伝説の天空都市アバンベリーを目指す錬金術士の少年、クレイン。アバンベリーの末裔と、そこを目指す人々が住み着いた街カボックで、「ガルガゼット」と呼ばれる自警団に所属している、謎を秘めた少女、リイタ。―少年と少女が出会う時、物語はその幕を開ける。天空都市で最高の錬金術士だったというイリスの遺したものとは?旅の終わりに、少年は何を見出すのか。
著者等紹介
氷上慧一[ヒカミケイイチ]
滋賀県在住。謎の集団IMAGING FOREST所属。ネコとゲームと小説をこよなく愛する新人作家
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