内容説明
小売業のビジネス革新、規制緩和、外資系企業の参入、新情報技術、業界再編成、物流システムの変革、新規ビジネスの創発。巨大な変化を続ける流通産業を現代的視点から捉える。マーケティング、企業研究、経営戦略分析、経済学、物流システム研究、等々、流通産業研究の第一人者が多様なアプローチで考察する経済の「実体」と隠された「原理」。流通産業が分かれば日本経済の理解が深まる。
目次
1 日本経済の構造変化と流通業
2 小売業のイノベーション
3 大手小売業の再編
4 外資小売のインパクト
5 新物流産業の登場
6 コンビニエンスストアの革新
7 百貨店はどこへ行くのか
8 近代流通業における企業成長と規模構造
9 戦後の日本における小売業発展のダイナミズム
著者等紹介
伊藤元重[イトウモトシゲ]
東京大学大学院経済学研究科教授、国際経済学専攻。1951年静岡県生まれ。ロチェスター大学大学院経済研究科博士課程修了
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。