出版社内容情報
2015年の法改正によって、それまで相続税の対象ではなかった人も課税の対象になり、その数は2014年までから約2倍へと膨らみました。資産家はますます「資産を残すこと」が難しくなるなか、資産をしっかり残すためには何年にもわたる計画的な対策が不可欠です。
本書は、会社オーナー、地主、高給サラリーマン(医者や弁護士等含む)の三者を対象に、それぞれがとるべき税金対策を、元国税調査官の税理士がまとめた1冊です。難解な制度を噛み砕いて解説するとともに、図説を多用してその理解を助けます。
内容説明
元国税調査官が説く、子孫末代までの財産を守る手法が満載。1冊で税金対策・資産防衛・事業承継ができる!職業別・人生で対策すべき「税金の全体像」が丸わかり。いつ何を行うか「時系列ライフスタイル」が一目瞭然。実現可能な対策法の「すべて」を網羅。難解な内容を「2秒でわかる図」で整理。マクロ環境の影響を最低限におさえた「高い再現性」
目次
第1章 地主業を守るための税金対策(先代が元気なうちにやっておく対策;不動産でお金を増やすコツ ほか)
第2章 先代社長と二代目社長が学ぶべき税金の知識(事業承継させるための準備;二代目社長がやるべき税金対策)
第3章 高給取りが身につけたい税金の知識(個人で副業を始めよう;副業を法人化しよう ほか)
第4章 税理士と良好な関係を築く方法(よい税理士の条件;よい税理士との付き合い方)
著者等紹介
乾比呂人[イヌイヒロト]
相続税コンサルタント、元国税調査官・税理士。1976年生まれ。東北大学経済学部卒業。仙台国税局に採用後、在職中に200件以上の税務調査に携わり、総合的な税務の見方を体得。2011年の東日本大震災で亡くなった級友の訃報に接し、「誰もが人生一度きりである」と痛感。国税局を退職し同年9月に乾比呂人税理士事務所を開業。調査官目線のポイントを押さえた手法を用い、一案件で2億円もの評価額の減額に成功。同業の税理士からも依頼多数。また事業承継サポートにも堪能であり、公的機関である、独立行政法人中小企業基盤整備機構「中小企業アドバイザー」に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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