出版社内容情報
『英文法の鬼100則』に続く『英語の鬼』シリーズ第6弾!
「英語ができる」だけでない「できる」「評価される」ビジネスマンになるための英語の本です。
グローバルビジネスの変容に基づき「ペラペラ英会話」よりも「書く英語」「説明する英語」重視。
英語、会計、論理的思考。
ビジネス活動の本丸に迫る、プレゼンや契約、会社の数字に関わる章の充実は他を圧倒します。
実例豊富、すぐ使える内容です。
※英文契約書、英文ビジネスプランはダウンロード可能。会話部分は音声ダウンロード
■急いで身につけたい人も、しっかり学びたい人も
具体的な本書の使い方としては2つ考えられます。
1つ目は「来週、海外の取引先との初めてのテレカンがある」「海外オフィスにEメールをドラフトするように上司に指示された」などといった差し迫った状況のときに、該当する章を急いで学習する方法です。
必要なフレーズだけ抜き取って使うのでもいいですし、週末を利用して章を丸々読み込む、というのでもいいでしょう。カフェや図書館など集中できるところで読むのもおすすめです。本書はわり合い物理的な重みのある本なので、テレカンやEメールの部分だけコピーしてカバンに入れて持ち歩く、といった使い方も便利でしょう。
2つ目はもう少し長いスパンで、ビジネス英語を網羅するという意味で本書をゆっくり読んでもらう、というものです。
フレーズや話の流れの「型」を理解して覚えるという意味では、ビジネス英語はある程度短期決戦が可能な学習分野ではあるのですが、それぞれのビジネスシーンに入り込み(immersion)、異なる文化の人を自分の心の中に住まわせ、最良の選択肢を出すためにシミュレーションするということは少々時間を要します。そういった目的においては、時間をゆっくり取れるときに(例えば寝る前に少しずつ読むでも構いません)読み進めていくのが便利かと思います。
ある程度長くじっくり勉強するときには意義を見失いそうになることもあるかと思います。しかし、フレーズが頭に入り、グローバルなビジネスシーンで重要なことを理解し、相手の感情を言葉の手がかりから推測できるようになることは、TOEICテストの点数アップであったり、海外のクライアントの接待における成功であったり……必ず現世的なご利益もついてきますので、安心して続けてください。
内容説明
「英語がデキる」のは最低限。存在感が引き立つプレゼン、交渉、数字や法律に強く見せる的確な表現、チームの力を結集させるリーダーの言葉で「国際ビジネスで評価される」人へ。世界を対手に絶体的な成果を出す。
目次
第1章 信頼を勝ち取る自己紹介
第2章 反応がもらえるライティング
第3章 心と記憶に残るプレゼン
第4章 納得感のある価格・条件交渉
第5章 商談で外せない契約書の確認
第6章 ビジネスパーソン必須の会計英語
第7章 やる気を引き出す部下の褒め方叱り方
第8章 スムーズなチームワーク
第9章 キャリアアップとソーシャルメディア
第10章 ビジネスプランの描き方
著者等紹介
上田怜奈[ウエダレイナ]
さくらリンケージインターナショナル社Founder/CEO。米国公認会計士(ワシントン州)。山口県生まれ。日本の政府機関で通訳/翻訳官としてキャリアをスタートし、15年以上に渡るグローバルビジネスコミュニケーションの経験と、海外との交渉や企画などの広範なビジネス知識を持つ。米国公認会計士として外資系会計事務所の米国部門での業務に従事。2013年に独立、日本の企業への年間200件強の語学・異文化研修、日本と欧米各国の法人間での文書翻訳、リサーチを行う。2019年からはルクセンブルクに拠点を移し、桜リンケージインターナショナル社を設立。引き続き、Eラーニングを中心とした企業の語学研修と、企業間の翻訳、コンサルティング業務を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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