内容説明
人生の大半は職場で働く時間であるともいえる。そしてその職場は、いろいろな性格人の集まりである。人間の向上は、その集団の中で自分を追い込み、そこからどう脱出するかを考え、その手段を選んで、一つひとつ実行していくことによって達成される。なにもかも、自分に都合のよいように作られているのが人生ではない。一つひとつのことに向かい合って、考えて、方法も選んで、歯をくいしばって、頑張り通して目標を達成する。この苦労そのものが幸福感の源泉なのだ。これが働き甲斐であり、その思いは自己の努力に、あるいは自己の向上に比例して満たされる。こういう環境を職場の中に、みんなで築き上げる…本書は、そのための幹部要務令である。
目次
１ この業績、恥ずかしいと思わんか
２ 人が育つ土台作りから始めよ
３ 社員の働く意欲は本物か
４ 結果重視の人事政策
５ 販売、計数は社員の必須科目
６ 精鋭社員はこうして育てよ
７ 社員改造経営
著者等紹介
友江照幸［トモエテルユキ］
１９２３年生まれ、大分県出身。機械メーカーの経理部長として活躍したあと、いきなり経営コンサルタントとして、自立。最初の２０年間は、あまたの講演依頼をことわり、ひたすら零細企業・小企業の経営改善に没頭。“どんな業種の、どんな経営の指導・相談にものれる”ようになることを目標に、研鑽をかさねる
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