不思議の国の物語〈2〉死の手紙―インド民話の森 庶民の知恵の巻

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  • サイズ A5判/ページ数 246p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784756719096
  • NDC分類 388.25
  • Cコード C0097

内容説明

世界最古。イソップ、アラビアン・ナイト、グリム、今昔物語のルーツはインドにあった!いま甦る人類の知恵の宝庫!自分の死を命じる手紙を届けに旅立った少年の数奇な運命を描く表題作(他7話)。子どもから大人まで、手に汗にぎる物語。

著者等紹介

小山和[コヤマカズ]
1925年、大阪府生まれ。編集者を経て、旅行作家として独立。原始仏教とその背景にあるヒンドゥ文化を精密に取材、『不思議の国の物語』をライフワークとして執筆

小山いをり[コヤマイヲリ]
夙川学院短期大学美術科卒業、専攻科修了。幼稚園、中学校の美術講師を経て、現在、ギャラリー勤務。独立美術協会展(一回)、関西同独立展(五回)入選。高瀬美術研究所出身者グループ展のほか、アトリエロータス展(十四回)などに出品
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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in medio tutissimus ibis.

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表題の「死の手紙」は、編者が言うとおり女性蔑視が甚だしかった古代インドで珍しく女性が活躍する話だが、作中で言及される通りやはり厭われる事甚だしかった異なる身分の間での結婚の話でもある。夫がヴァイシャ、妻がバラモンとなるとかなり厳しい。死の手紙を持たされた長女あの拾われっこが実はバラモンの子供であったことが判明する……というようなありきたりな貴種流離譚的ハッピーエンドを予想していたら、それは裏切られて拾われっ子の正体?は不明のまま。前後で話の焦点がぶれてる。あとがきには簡潔でわかりやすいマヌ法典の要約がある2015/09/18

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