日経ビジネス人文庫<br> 戦略の世界史〈下〉―戦争・政治・ビジネス

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日経ビジネス人文庫
戦略の世界史〈下〉―戦争・政治・ビジネス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 658p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784532240080
  • NDC分類 391.3
  • Cコード C0131

出版社内容情報

■戦略とは、「パワーを創り出すアートである」。
■戦略には、脅威と圧力だけでなく交渉と説得、物理的な効果だけでなく心理的な効果、行動や言葉も含まれる。戦略が最も重要な政治的アート(技芸)であるのはこのためだ。戦略は、人間の合理性、心理、行動、組織と個人、コミュニケーション、倫理、脳の働き、人間関係、社会関係など、社会のさまざまな領域と結びつき、多様な科学の理論と密接にかかわって発展してきた。
■下巻では、「下からの戦略」として、ガンジーらの非暴力運動、キング牧師らの公民権運動、クーンの科学革命論、フーコーの哲学、アメリカ大統領選挙戦など、多様な話題を通じて戦略思想の変容をとらえる。また「上からの戦略」として、テイラー、スローン、フォードら経営者、ドラッカーなどの経営理論家の思想、ゲーム理論などの経済学の隆盛、社会学的な取り組みを明らかにし、合理的選択理論の限界、ナラティブ、ストーリーとスクリプトの有効性を問い、今日における戦略理論の妥当性を追究する。

内容説明

誰もが戦略を必要としている。そして戦略は、最も重要な政治的アート(技芸)である―。人間の合理性、心理、行動、組織と個人、コミュニケーション、倫理、脳の働き、人間関係、社会関係など、軍事分野をはじめ、社会のあらゆる領域、さまざまな科学の理論と密接にかかわって発展してきた「戦略」の歴史と意義を縦横無尽に明らかにする。

目次

第3部 下からの戦略(続)(定式、神話、プロパガンダ;非暴力の力;実存主義的戦略 ほか)
第4部 上からの戦略(マネジメント階級の台頭;ビジネスのビジネス;経営戦略 ほか)
第5部 戦略の理論(合理的選択の限界;合理的選択を超えて;ストーリーとスクリプト)

著者等紹介

フリードマン,ローレンス[フリードマン,ローレンス] [Freedman,Lawrence]
ロンドン大学キングス・カレッジ戦争研究学部名誉教授。国際政治研究者。核戦略、冷戦、安全保障問題について幅広く著作・執筆を行う。マンチェスター大学、ヨーク大学、オックスフォード大学で学ぶ。オックスフォード大学ナッツフィールド・カレッジ、英国際戦略研究所、王立国際関係研究所を経て、キングス・カレッジ戦争研究学部教授に就任

貫井佳子[ヌキイヨシコ]
翻訳家。青山学院大学国際政治経済学部卒業。証券系シンクタンク、外資系証券会社に勤務後、フリーランスで翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紙狸

18
上巻の終わりの方で、共産主義陣営の戦略を扱い、下巻でさらに話が広がっていく。ビジネスにおける「戦略」について手厚く扱う。なるほどそれで「日経ビジネス人文庫」に入っているのか。下巻では戦略における言語の重要性に力点がある。特に「ナラティブ」について繰りかえし論じている。締めくくりは、戦略と脚本の関係について。戦略は「テレビの連続ドラマにたとえるのがふさわしい」。この本は、難解なところもあるが、題材が身近(戦争だけではない)なので、読んでいて楽しかった。2023/04/08

緋莢

17
上巻終盤の第Ⅲ部「下からの戦略」(上巻にはマルクスと労働者階級のための戦略、官僚、民主主義者、エリート などを収録)が続いていきます。大衆と公衆、ガンジーの影響、女性の解放(ウーマンリブ)などがあり、その次のⅣ部は、一転して「上からの戦略」となり、マネジメント階級の台頭、経営学、経済学の隆盛など。上巻同様、この辺も今の自分の頭では、きちんと理解出来たとは胸を張っては言えないですが興味を惹かれました。ラスト、ロバート・マッキー『ストーリー』からの紹介として(続く 2023/10/17

水煮丸

0
下巻ではドラッカー等ビジネス書でもおなじみの面々が登場し、プロパガンダ、ナラティブ、ストーリーといったSNS時代の現代のキーワードが出てくるため、上巻より多少読みやすかった。終盤のゲーム理論や合理的選択理論の限界、行動経済学のシステム1とシステム2の話は興味深く読めた。おそらく自分に前提知識があったからで、知識の無い社会運動系の部分はただ歴史の教科書をなぞるだけのような読み方しかできなかった。広範なあらゆる分野の戦略についての歴史を扱う大部、文章も硬く一読しただけでは消化しきれない。2023/10/06

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