出版社内容情報
マリオ・プラーツ[マリオ プラーツ]
著・文・その他
伊藤 博明[]
翻訳
若桑 みどり[]
翻訳
上村 清雄[]
翻訳
新保 淳乃[]
翻訳
石井朗[]
編集
内容説明
未踏の漆黒の闇の中に、一条の光が射しこむがごとく、無限の想像力と鑑識眼を秘め、ルネサンスからマニエリスム、バロックへといたる美術表現と、その中に投影された文学的レミニサンスのテクスチュアの中を、縦横無尽、自在無礙に渉猟し、博捜し、連鎖する不可視の苦痛/快楽する芸術的感性の輪郭を顕わにしつつ、“愛”と“魂”のくねりあう官能の“美”を普遍的な相のもとに映しだす壮大な叡智の業!
目次
プロローグ 奇矯の美学―マリオ・プラーツの宇宙
バロックの都市プラハ
ボヘミアとシチリアのバロック
メキシコの聖堂
熱帯のロココ様式
サクロ・モンテの礼拝堂
官能の庭
ズンボが造形したペストの風景
ウァニタス
エピローグ 官能の庭―バロックの宇宙のただなかへ
著者等紹介
伊藤博明[イトウヒロアキ]
専修大学文学部教授/イタリア思想史
若桑みどり[ワカクワミドリ]
1935年生~2007年歿/イタリア美術史
上村清雄[ウエムラキヨオ]
1952年生~2017年歿/イタリア美術史
新保淳乃[シンボキヨノ]
武蔵大学人文学部講師/イタリア美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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